このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

  看板編page 3

ミニカ アミL 電飾看板
三菱自動車 電飾看板


つい最近、三菱の軽自動車は i (アイ)と名を変え、伝統のミニカの名も消えてしまいました。

この看板の「アミL」は、1981年に「ミニカ アミ55」のホイールベースを伸ばす大掛かりなマイナーチェンジの際についた名前です。Lサイズという意味でしょう。

右側のチェリーは日産のそれではなく、チェリー自動車という整備工場の看板です。

トレディア 電飾看板
三菱自動車 電飾看板


一代で消えたレア車、三菱自動車のトレディアの看板を見つけました。
1982年発売、1987年生産終了、とのこと。

三菱自動車は一時期スリーダイヤを使わず、MMマークと呼ばれるいすゞっぽいマークを使っていましたので、詳しく調べればもう少し年代が絞り込めるかもしれません。

あまり印象に残らないシンプルなデザインのクルマでした。

ミラージュ 電飾看板
三菱自動車 電飾看板


トレディアの裏はコルディアかな?と思ったら売れ筋のミラージュでした。


2008年
京都市
スバル レオーネ/レックス/サンバー
富士重工 電飾看板


「妙に腰高な四駆の乗用車」というイメージがあった頃の、スバルの看板です。並んだ車種の中で、今はサンバーだけしか生き残っていません。

資料によると1972年2月、レオーネ4ドアセダン発売、7月レックス発売とあるので、この頃のものでしょう。

伝統の六連星マークは、この頃は少し細身でした。

建物や看板の汚れ具合が味わい深いです。工場の暗がりの奥には、埃をかぶったR2のお尻が見えました。


スバル レックスコンビ
富士重工 電飾看板



その後、一連のシリーズが次々見つかりました。あとはドミンゴが見つかれば、スバルのフルラインアップが揃います。

軽四輪のレックス・コンビは、1981年9月登場。当時売れ筋だった、4ナンバーのボンネットバンの3ドアハッチバックです。この世代で駆動方式がRRからFFに変わったため、看板でもFFをアピールしています。


スバル レックス
富士重工 電飾看板


違うバージョンの看板も見つかりました。
取り立ててFFをアピールしていないということは、上の看板よりも後のタイプ?

三菱トレディアの看板の上に並んで付いていました。

スバル サンバー ハイトラ / サンバー トライ
富士重工 電飾看板



サンバーのマニアックな看板。ハイルーフのトラック「ハイトラ」と、バンの「トライ」。

1982年9月に両シリーズ発売開始。

表記がカタカナのスバルからSUBARUに代わり、少しスマートになりました。現在のスバルの看板は青色がもっと濃いですね。


スバル ジャスティ
富士重工 電飾看板



スバルのリッターカー、ジャスティの看板です。「ティ」の収まりが独特。

1984年2月に発売開始。

地味でマイナーな車ですが、リヤゲートまわりの造作などには初代レガシィと共通のセンスがあり、ECVT初採用などスバルらしい独自性が感じられる一台です。

スズキ フロンテ



整備工場に下がっていたスズキ フロンテの看板。電灯の熱によるものか、シワが寄ってしまっています。

車名の由来はフロントエンジンだからフロンテ、だったのですが2代目以降はながらくRR方式を採っていました。

このロゴタイプは360ccのフロンテクーペ時代からアルトの兄弟車となった時まで使われていたようで、いつの世代のものか判断できません。
スズキ カルタス


整備工場に掲げられていたスズキカルタスの電光看板。

水色と朱色は今もスズキのイメージカラーとして使われていますね。
2014年 岡山県にて
フェローMAX
ダイハツ自動車 看板


同じ整備工場にフェローMAXの看板もありました。ゴチャっとした感じがちょっとジオラマ的です。

この看板がなぜか好きで、ロゴをトレースしてみました。
2014年 岡山県にて
フェローMAX
ダイハツ自動車 看板



こんな立派な看板もありました。店の正面に堂々と掲げるタイプのものですね。
中央はパネルが抜け落ちて蛍光灯が剥き出しになっていますが、ここにはダイハツのDマークがドンと入っていたのではないかと想像します。

綺麗な状態のものを見てみたいところです。
2010年
ダイハツ ミラ / シャレード
ダイハツ自動車 看板



モータースで見られた、ダイハツの看板。掲示板にて投稿いただきました。

「シャレード」の、エスプリ漂う字体が印象的で、同車のカタログや「クオーレ」でもおなじみでした。昭和50年代に流行した書体です。(シャレードは1977年、ミラは1980年の登場)



初山 知幸さん提供
2006年撮影

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