このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

竜飛岬

青森2日目は快晴ですこし暑いくらいです。本日は竜飛岬へ向かう予定ですが、青森からの電車が少なく11時ごろまでないので、駅近くで観光できるところを探しながらぶらぶらすることにしました。

青森ブリッジホテルから海側を歩いて駅に向かう途中青森ベイブリッジが見えてきたので撮ってみました。青森には2003年にも来ていますがここは変わってなかったです。
朝早かったせいか人はほとんどいませんでした。
向こうに見えているのが青函連絡船の八甲田丸です。まずはそこまで歩いてみることとしました。


八甲田丸近くまで行くと青函連絡船戦災の碑があります。青函連絡船は戦時中米軍の空襲を受け4隻も沈められたということです。自分は知りませんでした。
また八甲田丸の前には石川さゆりの津軽海峡冬景色のモニュメントがあり、歌が流れていました。

青函連絡船戦災の碑軽海峡冬景モニュメント色軽海峡冬景色モニュメント

ブリッジ機関車八甲田丸は現在船内を見学することができ資料館にもなっています。ということで竜飛岬に向かう列車がくるまで船内を見学することとしました。
船内には青森駅の遷移の様子や当時の汽車や青函連絡船の模型などが展示してあります。
また、ブリッジや無線室にも入ることができます。さらに地下には当時の列車がそのまま展示してあり、八甲田丸の発電機などもみることができます。


甲板甲板ブリッジから甲板に出ることができます。ちょうど子供の日ということもあり甲板には鯉のぼりが快晴のもと多数泳いでおりました。


甲板からは四方を見渡すことができます。青森駅の隣の敷地には列車休憩所というものがあり実物の列車が展示されています。この日はここでフリーマーケットが開かれておりここは人であふれていました。
ちなみにこの日はかなり日差しもあり、一枚上着を脱がないと暑いくらいでした。この時期青森がこんな暑いとは思わなかった。青森ベイブリッジ列車休憩所青森駅付近


青森駅やっと時間になり列車に乗り込みました。青森から竜飛岬のある駅の三厩には1日1本しか出ていないのでまずは蟹田に向かいます。蟹田までは約1時間で着きます。
ちなみに青森のベルはリンゴの形をしたものでした。時間がなければ見逃すところでした。


蟹田蟹田八公蟹田から三厩に向かう列車は約30分の待ち合わせがあり次の列車が来るまで駅をぶらぶらします。
駅のホームには太宰治の「津軽」という小説の一節が刻んである木製のオブジェがあります。

ここから先は非電化区間なのでディーゼル列車で行くことになります。ゴールデンウィークというのに乗客は10人もおらず列車内はがらがらでした。列車に揺られること40分やっと終点の三厩につきます。ちなみにこの駅は「みんまや」と読みます。最初読めなかった。
三厩駅三厩駅三厩駅


三厩駅バス時刻表を撮ってみました。一日5本しかありません。来るのも大変ですが帰りも時間を合わせないと大変なことになります。
ここからはバスに乗り換えて岬へと向かいます。イメージ的にマイクロバスくらいかなと思っていましたが、えらいカラフルでびっくりしました。このバスも一日数本しか出ていないので注意が必要です。


竜飛バスに揺られること30分。竜飛岬に到着です。降りて感じたとこは風が強い。とにかく強い。少し寒いくらいに強い。写真を撮るのも大変なくらい強い。
竜飛岬のバス停とはいっても灯台まではここから少し歩きます。写真の真ん中に映っているのが灯台です。


ここまでくるとさすがに人が結構います。
青森駅にもありましたがここにも石川さゆりの津軽海峡冬景色のモニュメントがあり、ボタンを押すと歌が流れる仕組みです。観光客の一団がくると必ず押していき、そのたびに歌が大音量で流れていました。
歌碑竜飛歌碑


階段国道さて、ここからさきほど見えていた灯台まで登っていきます。灯台には階段で登っていきますが、名前が『階段村道』・・・
ちなみにこの竜飛で有名なのは階段国道です。国道に対抗して村道なのでしょうか。まぁ階段はそんなに段数がないのですぐ登れますが。



階段を登り灯台を抜けるとちょっとした展望台のようなところに出ます。天気はよかったのですが、かすみがかってしまっていたので海峡の向こうに見えるはずの北海道の姿が見られませんでした。残念です。
竜飛岬竜飛岬竜飛岬


竜飛岬本当ならこの先に北海道がみえていたのだが・・・


再び階段村道を降り今度は本物?の階段国道を歩くこととします。この道は歩行者専用道路としてはただ一つの国道で正式には国道339号と呼ばれ岬と並ぶ観光名所です。
この国道は竜飛漁港の脇から登り362段登ると最上段につきます。
今回は一度下まで降りて上がってくるコースとなります。階段の途中にも国道の標識がありました。いちばん右の写真です。
ちなみにこの標識の左側には休憩所があります。
階段国道階段国道階段国道


一番下まで降りてから再び登り最初の地点まで戻ります。やはり階段なので登らないと来たかいがないというものです。
なお、下に降りて道路に出るまでには民家の軒先のようなところも通るため一瞬戸惑いがあります。まぁ効率的に行くのでしたら最初バスで竜飛漁港で降りて階段を上り岬にいくのがよいかと思われます。階段自体そんな急でもないので誰でも登れます。
階段国道階段国道階段国道


竜飛岬の反対側には海岸を歩ける遊歩道的なものがあります。
竜飛岬竜飛岬岬の反対側に向かうと途中で竜の装飾のある橋が見えてきました。やはり竜飛からきているのだろうか。
この橋の渡ると昔のモニュメントが幾つかあり海岸線を見ることができます。



青函トンネル記念館岬から歩いて10分くらいのところに青函トンネル記念館があります。ここはその名の通り青函トンネルを工事した時の資料や坑道などがある記念館です。ここでは坑道に下りることもできるのですが一回に降りる人数が決まっており降りて登ってくると最終バスに間に合わなくなるということであきらめ資料館だけ見てきました。



ここはみんまやの道の駅にもなっており車連れの観光客でいっぱいでした。周りを見渡すと山の山腹にハリウッドなみに竜飛と書かれておりました。道の駅竜飛竜飛


そうしている中に最終電車に間に合うバスの時間になったので行きと同じくあのラッピングされたバスで駅に戻ります。
ただ駅に着いたからといってすぐ電車が発車するわけでもなくまたもや30分近くまたされることとなるのです。
時間があったので駅付近を撮ってみました。しかし周りには何もなくのどかでいなかーという感じでした。
みんまやみんまやみんまや


こうして17:55分発に列車にのり途中蟹田でこれまた30分近く待ち合わせがありながら青森に着いたのは20:00近くでした。
青森に着くとすでに暗くなっていたのでホテルに帰るついでに青森ベイブリッジを見てきました。最初青白い光をはなっているのかと思っていましたが、見る角度によって色が違っていたのを初めて知りました。
青森ベイブリッジ青森ベイブリッジ青森ベイブリッジ


青森ブリッジを抜けるとアスパムという物産店があります。ここはAという形をかたどったモニュメントにもなっています。
ここも建物の色が表と裏が違っており入口側が青白くなってます。裏側に回るとちょうど月が奇麗に出ていたので一枚撮ってみました。また、この日はちょうどお祭りがあったようでメインストリートがにぎやかになっていました。
アスパムアスパムねぶた


というわけで今回のメインでもある竜飛岬を見てきたわけですが、やっぱり遠い。思った以上に遠かった。実際北海道が見えていたらもう少し感動したかなとは思いますが、まぁ天気もよかったしよかったかなと。
明日は帰りの新幹線が夕方なのでちょっと寄り道をし八戸の種差海岸を歩いてみようと考えています。

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