イタリア

このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

フィレンツェ

4日目

本日はローマを出発しまずシエナに向かいます。天気も快晴で観光日和です。

バスで高速を走り紅葉している山々を見ながら移動していると途中で城壁の街という少し小高い丘の上に城壁で守られた街がいくつかありました。またイタリアの新幹線ユーロスターもみることができました。
シエナはトスカーナ地方にありトスカーナに近づくにつれブドウ畑やオリーブ畑が多く見受けるようになりました。この辺はワインの生産地で水よりワインの方が安いということでした。

シエナは美しい町並みで有名ですが、街中はかなり小道が多くガイドさんに着いていかないとすぐ迷ってしまいような感じです。
曲がりくねった小道を抜けシエナで有名なカンポ広場に到着します。この広場は中央に向かって傾斜をしていて周りが建物で囲まれており、この広場に立つと周りの建物が迫り来る感じが想像以上でなかなかのものでした。ここにはマンジャの塔があり登ることもできるのですが今回はフリータイムがなく登れませんでした。残念。


マンジャの塔	カンポ広場	カンポ広場

カンポ広場を後にしドゥオーモの見学をしました。まさにゴシックという作りでした。このドゥオーモは未完成で作りかけの建物もいくつか見ることができました。その後昼食のためまた小道を通り抜けましたがこの小道にはいろいろ名前がついているとのことでした。例えばいもむし通り・・・なんだこのセンスは？ほかにはあひる通りなどがありその動物が描かれた旗が各家の窓に掲げられていました。


ドゥオーモ	あひる通り	マンジャの塔とドゥオーモ

シエナから少し移動しサン・ジミニャーノに向かいます。この町は塔の町として有名で過去は72本の塔が小さい町にひしめき合ってたそうですが現在は14本しか残っていないとのことでした。
町に入るとベッチの塔やコルテージの塔や双児の塔などの塔を見ることができ、町の西側にはロッカの城壁がありそこから町を一望できます。

ロッカの城壁から見る街並は周りが小高い山々で囲まれ田舎な感じがするどこか心休まる風景でした。
街中は塔が多く見え右側の一番高い塔がグロッサの塔でこの上に登ることもできます。

ここサン・ジミニャーノではフリータイムがあったので当然のごとくグロッサの塔に登ることとしました。登るにはチケットが必要でこのチケットでポポロ宮殿の博物館も見ることができます。
グロッサの塔の頂上に向かうには183段の階段を登らなくてはなりませんが登りきった先にはトスカーナの美しい景色が広がっていますのでここは必見な場所です。ロッカの城壁からみる風景もよかったのですがこの塔から見る風景はまた格別なものがあります。
ちょうど夕方ということもあり山々がちょうどいい具合に染まっていてなかなか壮大な風景を見ることができました。また街並みも屋根がすべて赤色一色でこの風景も美しいものでした。
下の写真はグロッサの塔から撮ったものです。


広場を望む	街並みを望む	遠方を望む	夕暮れのトスカーナ

本日の観光はここまででフィレンツェのホテルに泊まりました。

5日目

この日は朝から雨模様。とうとう雨に降られたかと思いつつ朝食をとっていました。しかしバスに乗る頃には雨もやみ少しずつ雲も取れていきました。
今日はピサとフィレンツェの観光ということでまずピサに向かいました。ピサにはバスで直接出入りできないため途中でピサに向かう専用のバスに乗り換えて向かいました。

ピサの斜塔は傾いていることで有名ですが実際に見てみると思ったより傾いていたので驚きました。また斜塔自体がかなり大きかったのでこちらも驚きました。
斜塔のそばにはドゥオーモがあり今は無料で入場できるということで中に入ってきました。その手前には洗礼堂もありこちらはなかなか美しい外観をした建物でした。
一番右の写真は入口付近から斜塔とドゥオーモ・洗礼堂を一緒に撮った写真ですが、この写真から斜塔が後ろからひょっこり顔を出しているような感じがしたのですがどうでしょう。

ピサを後にしてフィレンツェの街中に移動します。途中ミケランジェロ広場により写真タイムとなりました。

この広場からはフィレンツェの美しい街並みが一望できます。ちなみにここにはミケランジェロ作にダヴィデ像が立っています。もちろん本物ではなくレプリカですが。
この広場からはドゥオーモはもちろん有名なヴェッキオ橋などフィレンツェが一望できるということもあり観光客も多く訪れていました。朝の雨のせいで曇り空でしたがそれでもフィレンツェの赤い屋根が一面に広がってる風景は美しいものでした。


フィレンツェの街並み	ドゥオーモ	ヴェッキオ橋

ミケランジェロ広場を後してフィレンツェの街中を観光しました。
シニョリーア広場やドゥオーモなどを見た後ウッフィッツィ美術館に向かいました。ここは館内写真撮影禁止ということで目に焼き付けておきました。この美術館にはヴィーナスの誕生や受胎告知など有名な絵画が展示されておりどれもすばらいいものでした。
この後はフリータイムということでドゥオーモに戻りクーポラに登ることとしました。

このクーポラも階段で登ることなり途中上から大聖堂の中を見下ろすこともできます。かなり階段を登ると最後ははしごで頂上に出ることとなります。クーポラの上からの風景はこれがフィレンツェの町だといっているような感じがしました。また夕暮れが近く刻々と夕闇に染まっていく様子はかなりくるものがありました。
ミケランジェロ広場からの風景もよかったですがこちらのクーポラからの風景も一見する価値はあります。
ちなみに隣にあるジョットの鐘楼も登れるそうですが時間がなく断念しました。まぁクーポラからの風景もすばらしいのでよかったのですが。


ジョットの鐘楼	フィレンツェの街並み	夕暮れの街

本日の観光はここまでということでバスでホテルにもどりました。
フィレンツェは街全体が赤い屋根で統一されており他の街より調和の取れた美しい街であることが改めてわかった気がします。

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