このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

飛鳥地区

奈良にきたので飛鳥地区に足を伸ばしてみました。京都から飛鳥地区のある橿原神宮前駅までは電車で約1時間くらいで着きます。
この飛鳥地区には飛鳥神社や石舞台古墳などがありかなり広範囲にわたって史跡が点在しています。ということで駅前には貸し自転車がありサイクリングをしながら回ることができます。また、バスもありますが1時間に1本しかないので時間を合わせないと大変なことになります。
今回はバスでまず甘樫丘に向かいました。

甘樫丘甘樫丘甘樫丘のバス停を降りて甘樫丘展望台を目指して歩きます。
この展望台は標高が約150mくらいですがここからは飛鳥村を一望することができます。
ここから眺める景色はまさに田舎という感じで見ているだけでほっとした気持ちになります。


甘樫丘には甘樫丘展望台のほかに川原展望台もありどちらも飛鳥村を一望できますが、甘樫丘展望台のほうが景色はよかったです。

甘樫丘甘樫丘甘樫丘展望台を降りて次に飛鳥寺に向かいました。左の写真は飛鳥寺に向かう途中ですがあまりにのどかな風景だったので一枚撮ってみました。
ちなみに歩いているとエリアマップがいろいろなところにあるので今いる場所や次に向かう場所がわかるようになっています。

飛鳥寺飛鳥寺
ここには日本最古の釈迦如来像があり、拝観料を払って見ることができます。
実際に見るとかなり大きくなかなか歴史を感じる釈迦如来像でした。


飛鳥寺万葉池飛鳥寺に入って右側には万葉池があり、左には釈迦如来像がある講堂があります。

飛鳥寺飛鳥寺を反対側からみたところです。
お寺自体かなりこじんまりしており、遠くから見るとひっそりとたたずんている感じがします。


飛鳥寺飛鳥寺この飛鳥寺は蘇我馬子が発願して建てられたといわれており、飛鳥寺の近くには蘇我入鹿の首塚があります。
この周りは田んぼしかなく見渡す限りの緑が青い空に映えていました。

飛鳥寺から少し歩くと亀形石造物の遺跡を見ることができます。
この亀形石造物は小判形をした石造物から流れ出た水が、水槽に水をためるものでこの水槽が亀の形をしていることからこの名前がつけられたようです。
ちなみに亀は右向きで写真でいうと右側に頭があります。
亀形石造物亀形石造物亀形石造物

ここから次に向かうは石舞台古墳ですが、歩くと20分以上ありバスで向かうこととしました。ちなみにこの日の気温は35度近くあったそうです。

石舞台バスを降りて坂を登ると石舞台古墳があります。さすがに有名所となって観光バスが何台もきていました。

石舞台石舞台近くで見るとその大きさにびっくりします。しかしあの大きさの石をどうやって積み上げたのか不思議です。
この古墳は蘇我馬子のお墓といわれています。しかし封土と呼ばれる部分がなくなり中が空洞となり上部の石だけが残ったということです。
ちなみに右の写真はちょうど積乱雲がいい感じで出ていたのでこの積乱雲をメインに撮ってみました。

石舞台封土がないということでこの空洞部分にも入ることができます。入り口は思ったより大きく人の背丈以上あります。

石舞台中に入ると積み重なれた石の隙間からところどころ光が差し込んできてかなり明るい印象がありました。
中もかなり広く高さも3m以上はあったでしょうか。また、石が積み重なっている様子もよく分かります。

石舞台古墳を遠目からみると小高い丘のようになっておりここが古墳であるということを改めて感じさせられます。
見たとおり周りは山に囲まれており自然の中に溶け込んでいるような感じがします。

飛鳥駅石舞台古墳からバスで飛鳥駅にでました。駅前は広く駅舎もかなりレトロな感じがしました。

ここから近鉄線で奈良まで戻りました。
バスを使ったとはいえこの暑さの中でかなり歩いたのでこの日はもうバテバテでした。
この飛鳥地区は緑が多く景色もかなりよいので訪れる価値はあると思います。

戻る

このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください