このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

奥入瀬渓流散策の旅


2003年7月に奥入瀬渓流を歩いてきました。
東京からはやてで八戸そして青森へ
この日はここで一泊。この年は冷夏で天気が悪く東京は雨模様。しかしここ青森は晴れ。雨が降ってなくてよかった。

青森ブリッジを写してみました。昔寝台で北海道に行ったとき車窓から一度見たことがあり、夜のライトアップが綺麗だったのを覚えてます。
ということで今回はまずここを見ようと決めてました。

青森ブリッジ(夜) 青森ブリッジ(朝)


2日目は青森からバスで2時間くらい揺られながら奥入瀬へ

菩提樹 途中菩提樹の樹がありました。
そうですあの”この〜木何の木”のCMでおなじみのあの木です。
その他麦茶が飲める休憩所や八甲田山などを眺めながら奥入瀬渓流の出発地点に着きました。

奥入瀬渓流とは焼山から十和田湖湖畔子ノ口までの約14kmの間の渓流のことをいい、川の流れは十和田湖からきています。
今回は焼山でバスを降り遊歩道に沿って十和田湖を目指すことにしました。

焼山 〜 石ヶ戸(約5.3Km)
奥入瀬立て札
焼山から渓流沿いを歩いていくと見ることができます。
三乱の流れ
三乱の流れ
遊歩道を歩いていくと三乱の流れを見ることができます。ここは3つの流れがせめぎあってできた激しい流れで、いままでの穏やかな流れから渓流らしくなるところでもあります。
石ヶ戸
石ヶ戸
三乱の流れから少し行くと休憩ポイントでもある石ヶ戸に到着します。ここは一枚の大きな岩をカツラの巨木がささえているところです。
見えにくいですが左にカツラの木があり巨大な石を支えています。撮るときに切れてしまった!

石ヶ戸 〜 馬門岩(約1.3Km)
石ヶ戸付近
石ヶ戸付近の流れです。そこには穏やかな流れが続いており森林の中でゆったりと時間が流れていくような感じです。
石ヶ戸の瀬
石ヶ戸の瀬
先ほどの穏やかな流れから激しい流れを見ることができます。
馬門岩
馬門岩
歩道側を見ると切り立った岩を見ることができます。

馬門岩 〜 雲井の滝(約1.3Km)
阿修羅の流れ
阿修羅の流れ
馬門岩から10分くらい歩くと急激な流れを見ることができます。大きな岩に水流がぶつかりダイナミックな光景が広がります。
千筋の滝
千筋の滝
阿修羅の流れから飛金の流れを通っていくとこの滝を見ることができます。この滝はその名のとおり幾つもの流れから成る小さな滝です。
雲井の滝
雲井の滝
雲井の滝はかなり大きな滝ですが画像がありません。道の反対側にあるということでとり忘れました。ということで立て札だけです。

雲井の滝 〜 玉簾の滝(約2.4Km)
白布の滝
白布の滝
遊歩道を進むと緩やか流れの中、森林の奥に割と静かに落ちている滝を見ることができます。白布の滝とは森林の中で白絹が垂れているようなさまからついたともいわれている滝です。
玉簾の滝
玉簾の滝
白布の滝から多少歩くと玉簾の滝を見ることができます。この滝は水が玉簾のように落ちていくさまから付けられたのもです。少し遠めに見えるので望遠でみるといいかも

玉簾の滝 〜 銚子大滝(約2.3Km)
白糸の滝
白糸の滝
ここからは幾つもの滝が続けて見ることができます。ここ白糸の滝は幾つのも筋状の流れからなる滝で繊細な流れが見られます。
不老の滝
不老の滝
次の滝は不老の滝です。ここの滝の水を飲むと不老不死になるとかならないとか・・・ただし遊歩道からは離れているので飲めませんのであしからず。
双白髪の滝
双白髪の滝
双白髪の滝は冬になると氷柱が作られることで有名な滝です。白髪を連想させられる滝だそうです。
姉妹の滝
姉妹の滝
姉妹の滝は2つの流れが寄り添うように落ちてくる滝です。写真の左側にもうひとつ滝があります。
九段の滝
九段の滝
九段の滝は9段の絶壁を落ちてくる滝で滝が侵食している様子が分かります。いよいよこれがラストの滝となります。
銚子大滝
銚子大滝
銚子大滝は高さ7M幅20Mという奥入瀬渓流の中で一番ダイナミックな滝です。この滝は十和田湖に入ろうとする魚を止めるための滝だそうです。途中散策していてもぽちぽちとしか人に会わなかったのですがさすがにここは観光客がたくさんいました。
さて、あとは十和田湖を目指すのみです。

銚子大滝を過ぎると水門があり十和田湖が前方に見えてきます。湖が見えたときはうれしさよりやっとついたという感じでした。足もぱんぱん、筋肉痛が怖い・・・
ちなみにここまでかなり早足で4時間かかりました。

十和田湖を望む <水門付近から十和田湖を望む>
橋の向こうが十和田湖

奥入瀬渓流案内図 子ノ口にある奥入瀬渓流案内図

帰りはバスに乗りましたがバスでは途中スポットごとに案内テープが流れ景色を見ることができます。スポットごとに停留場があるのでバスで観光するのもいいかもしれません。しかし本数が少ないので時間には注意しておいたほうがいいと思います。
こうして奥入瀬を後にして東京に戻ってきました。
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