このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください
大井川鉄道の旧型国電
大井川311系は昭和51年に西武鉄道の371系を譲受したもので、元は旧型国電のクモハ11
である。大井川入線時に1両を電装解除し、クハ511としたが屋根にはパンタ台が残っているのが
特徴である。
その後、昭和63年に中間客扉を埋め、名鉄より購入のシートを用いて2扉クロスシート化された
が、老朽化と元近鉄・南海・伊豆箱根車を譲受した事から、多客時の運用以外は休む事が多くなって
いた。
98年8月にさよなら運転を行い第一線から退いたが、事故の関係で車両が不足する事から一時的
に奇跡の復活を遂げた事は特筆すべき点である。しかし、復活の喜びも束の間に98年12月末に解
体処分されてしまった。数少ない省線電車の名残を残す車両として、是非とも保存して欲しい車両の
1つであった。
モハ311の略歴
デハ63169 → モハ10069 → モハ50020 → クモハ11424 → 西武モハ376 → クモハ374 → 大井川モハ311
モハ311の略歴
デハ63227 → モハ10127 → モハ50017 → クモハ11421 → 西武モハ371 →大井川クハ511
311系 97年9月 大井川鉄道 千頭駅にて撮影
さよなら運転期間の写真は
伊藤純一さん
の
「大井川最後の元旧型国電」
をご欄下さい
伊藤さんのホームページ
「去りゆく古豪クモハ12」
も是非どうぞ。
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