このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

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日立電鉄を訪ねて Part 2

折り返しの時間内に、いろいろ写真を撮ってみた。
駅前も覗いてみたりした。中学生の下校時刻だろうか。中学生が駅前にたむろっている。
駅構内には廃止になることが、書かれていた広告が貼られていた。断腸の思いで廃止にするとのことであるが、車体の色あせ具合を見るとそこまで会社が電車に対して力をいれていたかなあ、と疑問に思う。
常北太田から大甕まで490円、ローカル線の運賃は高い。こういう運賃の高さ、便数の少なさが利用者の減少に歯止めがかからなかったのだろう。しかし、中小私鉄の経営はどこも苦しく、利用者にマイレール意識が必要だ。
大甕へ向う電車の車内は始発だからということもあるが、空いていた。
常北太田駅の構内も撮ってみた。地方私鉄の終点駅にしては大きいので、廃止になるのが本当に残念だ。
車内には、製造した会社と改造した会社が記載されていた。これも、中小私鉄の特徴の一つ。この電車はもともと地下鉄だったけに、改造は大変だっただろう。
もと来た駅へ戻ることにした。中小私鉄のわりには、線路はしっかりしていたように思う。本当にのどかでいい景色だなあ。
風景を見ると田畑が広がっている。人口も少なそうだ。ただ、都会に住んでいるとこういう景色がとても懐かしく思うのだけれど。
再び大甕駅へ戻って来た。
ここからJRに乗り換え、水戸駅へ向う。東京へは高速バスを利用するつもりだ。さすがに帰りも普通電車では、ちょっとつらい。

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