このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

トルコ旅行 7日目・8日目最終

昨夜は最終のホテル宿泊だったので、
しっかり荷物をまとめてバスに乗車。

オプションのボスポラスクルーズは全員参加だった。
港への道にも犬がたむろしている
海峡にかかる大きな橋が見えてきた
ボスポラス海峡はマルマラ海と黒海を結ぶ海峡で、
小アジアとヨーロッパの接点で、
長さ3okm、幅はo.6〜3.6km。
(イスタンブールはこの海峡で分断されている。

この橋は第1ボスポラス大橋で長さ1074m、
更に進むと第2ボスポラス大橋
(別名メフメット大橋、1510m)がある
曇り空なので海の色はあまりさえないが、
つぎつぎと現れる景色には魅了される
岸辺の家々
要塞
ドルマバフチェ宮殿
ヨーロッパ側の船着き場のある別荘。
こんな別荘がずらりとある
第2大橋を過ぎると、小型漁船が多くみられた
近くで見ると大きすぎて全体が見えないが、
船からのこの大きな寺院はドームは
4本のアヤソフィアだった
下船したオルタキョイで「tokyo」という店でやっと日本食。

トルコの料理は嫌いではないけれど、
お腹を壊している身にとっての和食は本当に嬉しい!
トルコでは、和食単品の値段はびっくりするほど高くて、
少しでも残すのが勿体ないような気がした。

和食ならお腹も安心するだろうと 久しぶりに完食したが
みなさん、こころもち和やかな顔になったような気が・・・。

ご飯とみそ汁、お茶がついて、久しぶりのご対面!
その後 目抜き通りの自由散策
平日なのにずいぶん人出がある
この後はブルーモスクへ。

オスマン帝国14代スルタン アメフトにより建造され、
このスルタンは14歳から権力につき手腕を発揮したが
このモスクの完成の数週間後に28歳で癌で亡くなったが、
完成を見届のは良かったと思う。

時々小雨が降り、外が暗いので、
せっかくのステンドグラスの
本来の美しさが見られなかったけれど、
それでもやはり美しい
ブルーモスクの塔が6本見えるスポットへ移動してパチリ!
次はアヤソフィア

ローマ帝国の皇帝がキリスト教の聖堂として建てた後、
イスラム教のモスクに替えられた巨大な寺院で、
ドームの高さが56mもあり、入った途端に圧倒された。

何と言っても ど真ん中に黒くて太い金属で囲まれた
タワー状のものに驚いたが、
トルコ大地震でドームにひびが発見されたので、
修理と支えとして建てられたものだという
ドームの1番上
こちらのドームには

キリストを抱いたマリア像が描かれている
こちらは金ぴか。
窓が美しい!
こちらはイスラム教の・・・
穴に親指を入れ1回転すると願いが叶うというので
みんな行列を作って順番待ち
出口には

「聖母子にアヤソフィアを献上する」

モザイクがあった
次のトプカプ宮殿はオスマン朝の支配者の居城で、纏まった大きな宮殿と思っていたが、比較的小さな建物と部屋の連なりで数多くの庭園と離れを持つ建造物群で、3つ門を入って行く。(とはいっても城壁の敷地は70万㎡もあり、黄金時代は4000人もの人が住んだ)

最初の「帝王の門」前には 兵士が居た
それぞれの門の中に庭と建物があり、二つ目のピンボケ「幸福の門」
数多い太い煙突のある厨房では どれほどの料理をしたかが窺われるが、手前の樹もこんな洞があるのにしっかり生きているのが凄い
あまり時間が無く撮影禁止で、3つほどの展示室を見たが、特に宝物館は念入りに見たのでまだまだ見残しており、最初の中庭の土産売りの小父さんが「3つで千円」と絵葉書を売っていたのを買えばよかったと後悔。

宝物館は、王冠・剣・衣服等、あらゆる宝石が、宝飾品が これでもかこれでもかというほどに展示され、(そんなに飾り立てたら服が重くて仕方なかろうに)と呆れるほどのも。
各展示室の通路
次はグランドバザールに異動。
日が暮れてきて、いよいよこの旅も終りに近づいたと名残惜しい。

アメ横のように各種の店が連なり、横道が幾つも枝分かれしているので迷子になりかねないので、必ず横道には1本だけで戻るようにとKさん言われた。

天井の模様がそれぞれ違うので、戻るにも判りやすい
貴金属の店が軒を連ねていたり
色の洪水のような土産物など、見ていて飽きない。

何度も声をかけられたが、何と「マドモアゼル」と呼びかけてくる人もいれば、私に日本語で「おばあさん」と声をかけてきた時は、白髪なのでそう呼ばれても当然と自分では気にもせず笑顔でいたが、続いて「義理の母」「美智子様」「きんさん。ぎんさん」とまで言われて、大笑いしてしまった。

後で聞くと、他にも何人かが「おばあさん」と声をかけられ、「(日本人におばあさんなんて言ったら誰も買わないよ」と言ってやった。本当に失礼なんだから」と本気で怒っていた人もいた
Kさんお勧めの店で からすみを買ったが、
日本の値段の3分の1位?これが1番のお買い得感
やっぱり女性、アクセサリーには目を奪われる














最後はアガサクリスティーの作品で有名なスィルケジ駅にも寄ったが、
実は私はまだ読んでいないのでとくに感動もなく(ふ〜ん・・・)という感じ。

遅い夕食になったが、リンゴを少し食べただけ。
さて、その店を出ようとした時、一人参加の男性Tさんがふらつき尻もちをついてしまった。
いつも「ワイン2本を買って飲んだ」とか、
個室なので飲みすぎにブレーキをかけてくれる人がいなかったせいか?・・・

飛行場に行き,添乗員のkさんが搭乗手続きの説明などを済ませてから
「Tさん、このままでは飛行機に乗せられないので一緒に今から病院に行きます。みなさん、多分搭乗時間までは帰れると思いますが」との言葉にみんなにも緊張が走る。

幸い出発が30分遅れたので ぎりぎりに戻り、ホッとしたが点滴と注射をしたとのこと。
こんな場面を見ると、(いつも保険に入っているけど、正解だな)と感じた。

23:55発が翌日0:25発ということになり、これで8日間の旅も終えた。

 ☆後で気がついたこと・・・。

トルコで自転車をほとんど見かけなかった。最初は3日目に1台だけ。
8日間で多分計10台も見かけたなかったと思う。
なぜだろう?

どこかでトヨタの大きな工場を見かけたのに、日本車は数台しか気がつかなかった。


お腹を壊したけれど、今までに接したことがなかった文化に触れたり、多くの種類の美味しいお料理と美しい景色に、トルコは好きな国となりました

これからも元気なうちは遠くへ、足腰が弱ったら近くの旅行を楽しみたいと思っています

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