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つけちさんの短歌集③


今朝もまた  早朝パソを  楽しめば
              新たな朝が  明ける音する

何着ても  寒い心地の  この我は
             温き言葉を  心におおう


励ましの  言葉の温さ  喜びつ
             やっぱり顔出す  切なき思い

茸飯  母の味には  追いつけず
           コツはと聞きつ  お供えをする


のろのろと  つき来る影も  我のもの
               明るかったり  沈んでいたり

とりあえず  試してみたい  漢方を
               聞けば目の玉  飛び出る高さ


年輪を  積むのももしか  この先は
              思いがよぎり  青き空見

悲しみも  あったと思う  父母の
              遺影は常に  微笑みており


早朝の  ひんやり冷たい  空気吸い
              我のひと日が  命目覚める

土瓶蒸し  この歌読みて  幼き日
              松茸たっぷり  あの味恋しい


赤福は  亡き人好物  仏前に
            供えたことも  ホント腹たつ

毎日の  幸せ思う  我なれど
           心の奥に  病の棘あり

秋日和  そろそろ何処か  行けそうな
              旅行雑誌の  ページをめくる
十三夜をバシャしてみました。
 子供のころは
夜空いっぱいの
ぎっしり綺麗なきれいな
星空だったなあ
なんて、
 ふるさとの昔を思い出したりでした。




小径行く  目前にポトリ  栗のイガ
              重き音して  ふいに落ちくる

ちょう楽し  姪のメールは  生き生きと
               病の我に  元気をくれる


真っ青な  誰のものでも  なき空を
              したがえ祭り  行列が行く

酔いしれる  金木犀の  香る朝
             隣の家の  読経の声


もう長年  名前呼ぶこと  なく過ぎて
         今日も夫は  お〜いお〜いと呼ぶ

ねむの木と  聞いて素朴な  まり子さん
               歌声浮かび 心安らぐ


野菊摘み  氷を入れて  挿しやれば
             シャキッと香り  ただよい放つ

秋の日を  ゆっくり茶を飲み  話して
         この世の日々を  いとおしみつつ


あどけなき  孫の寝顔を  眺めつつ
              旨き焼酎  ちびちびとやる
  

青空よ  キレイな雲は  ふんわりと
             ほおばっていた  綿菓子に似る


衣替え  しながら着てみる  この服は
               痩せた体に  吾亦紅の花

僕と言う  近所の坊や  おおすごい
             とりたて野菜  褒める声する


様々な  流れの歌に  憧れて
            欲もちいつも  指折りてみる

銭湯って  何か懐かし  若き日に
             番台あがった  思い出もあり


限られた  命であると  知りつつも
             心静かに  パソしています

少しだけ 食欲出たのが  嬉しくて
              パソの合間に  またつまみ食い


猫や犬  動物談義  はずむ輪に
           秋のそよ風  そっとなぜゆく

栗のイガ  歩く道端  草むらに
            拾われたあと  どっさりとある


日々何か 書き残し置き しなければ
              思いつ今朝も 空見て過ごす

悔いがなく  泣くより笑って  生きようと
                コスモス揺れる  外は青空


墓掃除 しながら一人 語りかけ
             そんなお年に なっちゃいました

ひっそりと  命のことなど  考えず
               今日一日を  大切にする


女房と  夢追いかけた  こともあり
             今では互い  別々の夢

秋風を  受けて終日  寝て過ごす
            これもなかなか  悪くもないか



負けないで 我も頑張る 前向きに
             鳥越キャスター 目標にする

歯がゆさを 思ってみても 仕方なく
               ため息ついて うとうととする



バス旅行  鰯を見れば  ふと浮かぶ
             金子みずゞの あの詩の響き



手を広げ  咲く彼岸花  この秋は
             見て歩けるか  淋しさ沁みる




染まる陽を  眺めつ病が  癒える日を
              ツバメ羽ばたけ  来春もまた




したいこと まだまだいっぱい 多くって
             病の自分に ハッパをかける




想い抱き  病の床に  聞こえくる  
            夫が刻む  スローなテンポ




孫台風  喜び手料理  子供向け
            作る爺婆  幸せな味




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