このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください


つけちさんの短歌集



メールでね  言ってた友の  アドレスを
               知るすべもなく  数年を過ぎ


魅せ聞かす  昔の歌って  懐かしい
              歌は世につれ  世は歌につれ



植えてみた  かがり火の花  鮮やかに
               梅雨の晴れ間に  また一つ咲く


雨の音  しっとり濡れる  紫陽花を
              綺麗に撮ろう  思いつ眠る

向日葵の  

黄色鮮やか  活けられて

歯科医の花器で  

微笑みている


次々と  色鮮やかに  しっとりと
            咲く紫陽花は  雨がお似合い



物干しの  洗濯物が  ゆれている
            青空に合う  この光景が好き


豚入りか  知らずに食す  こと多き
              思いつ朝の  コーヒーを飲む



警官も  立って見守る  雨の中
             子ら楽しげに  傘まわしつつ行く


薔薇の花  日あたり少ない  庭隅に
               こぞりてみんな  背伸びして咲く



夏の花  今朝は水遣り  手間はぶけ
             恵みの雨が  優しく濡らす


母のいる  病棟の窓  ふり返り
            いつも切なく  アクセルを踏む



雨上がり  今年も来る  ツバメ二羽
             巣作る様子  胸キュンとする


歌を詠む  楽しさ覚え  今夜また
             指折るうちに  日付が変わる



クラス会  昔の面影  それぞれに
            残りて方言  楽しく弾む


数十年  ぶりに集いし  友といて
             会話が弾む  湯煙の宿



心地良い  風鈴の音を  聞きながら
             お昼寝すれば  夢は短編


日本人  力士どうした  はがゆくて
             栃若 柏鵬  若貴うかぶ




メモ帳に  走り書きした  我が歌を
              パソに打つのも  日々の楽しみ


きょうも暑い  麦茶をグ〜ッと  飲み干して
                 汗を拭って  また草を取る



かしましい  雑音ばかりで  明け暮れて
               澄みたる川を  眺めつ歩く
 

いろいろと  咲いてた花も  雨降ると
               痛み手入れに  今朝も追われる




のんびりと  静かな外に  目をやれば
              爽やかな朝  テッセンが咲く


手をかけし  野菜の花も  可愛くて
              那須や胡瓜の  家庭菜園



相撲また  手に汗握る  名勝負
             見れるテレビの  桟敷を期待
 

咲き競う  花すべりひゆ  しっとりと
               優しく濡れる  雨もまたいい

 

雨続き  どの花もみな  うつむきて
             ひたすら晴れ間  じっと待ってる



良きつやに  磨きぬかれた  本堂で
               聞く説法は  温くしみ入る


また頼る  君が教える  パソコンは
             噛んで含める  優しさがある



とりたての  野菜が並ぶ  食卓も
              この雨続き  収穫がない


褒められて  それが何だか  やる気増し
               台風一過  掃除張り切る

このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください