このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

 ここではEF64の運転室をご覧に入れます。運転台は2種類あります。
注意:ここでもガタガタ細かいこと言う方はお引取り願います。
 さて、2種類の運転台の違いは、正確には2種類のメーターパネルの違いと言った方が正しいかもしれません。元は普通の機関車と似たような形のパネルでしたが、これはパネル内に内蔵されている電球(鉄道用の裸電球)でメーター類を照らし出すダイプ、(165のメーターパネルを夜見たことがある方はそのイメージで結構です。)で、もう一つのタイプは最近の電車と同じで、メーター自体が青白く(緑っぽい)発光するタイプです。その他、表示灯の形状が若干異なります。
↑上の運転台はEF64-22号機の1エンド側の運転台です。
↑こちらの運転台はEF64-51号機の運転台です。違いは明らかですね。
 上の写真のように、同じEF64型電気機関車でも、運転台に多少の違いはあります。また、最近の機関車は、圧力計の表示が単位の改正により、普通の電車と同じように、kg/cm2 → kpa/cm2 に改められています。
↑汽笛弁 手前を押すとAW2(甲高い音)で、奥の方を押すとAW5(普通の電車と同じ汽笛)が鳴ります。
↑ 運転台の左上に取り付けられているスイッチボックスで、前照灯等を制御します。
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前灯 前灯減光標識灯標識灯計器灯運転室灯デフロスタATS
暖房増圧車進段中発電ブレーキ空転自空転他MM送風機MR送風機HB
暖房進段中発電ブレーキ空転自空転他MM送風MR送風HBシャ断
←表示灯表記→
非常弁
 復帰
スイッチ
接点操作弁
パンタ
スイッチ
手前にあるハンドルは手ブレーキです。車で言うところのハンドブレーキです。
下の見取り図は、運転室の貫通扉を挟んで右側の操作盤です。
EF64の運転室
EF64の背後操作箱
 EF64の運転台の背後(機械室へ入る扉と扉の間)に設置されている、かなり大き目の制御箱で、走行中に扱う必要性のないものや、使用頻度の少ないものが集められている。
ここでは、その極一部を紹介しよう。
制御回路元バーニアパンタ砂まき電流計機械室灯MR送風機MM送風機自車調圧器圧縮機同期列車暖房
抵抗制御転換バーニア制御界磁制御空転検知砂管加熱1砂管加熱2
低電圧計
制御回路
開放器
ダンブラスイッチ

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