このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

Kenbou Art Laboratories


やまぐち・かわね路

鉄道マニアの担当者達と、写真撮影中の話の中で、小学校の頃、やまぐちに蒸気が復活したとき行
きたかったんですよねー、なぁんて話していたら、「今度企画したから一緒に行きましょう。」
と、誘われました。2000年の夏です。

登り勾配の踏切です。
遠くから、汽笛の音が聞こえます。
蒸気機関車独特の走行音が聞こえたと思った瞬間、真っ黒な煙を吐きながら登ってきたC57が目の前に飛び込んできました。



サミット直前のやまぐち号。
力強い煙と、走行音を残し目の前を過ぎて行きました。



田んぼの緑がとても綺麗でした。
何か今までと違うなと思ったら、山口線は架線がなかったんですね。



津和野駅発車後を山から見下ろしました。
やまぐち号の客車を見、チョットがっかりだったんですが、写真にすると、あまり気になりません。



こう見ると、つくづく冠(集煙装置)が無けりゃな・・・と思います。
どう思います??



今回の撮影は、ほんと天気がよく、暑かったのを覚えています。
まだ収穫に早い稲穂が風に揺れ、とても綺麗でした。



クモハ42です。
検査からあがったばかりだったので、とても綺麗でした。



早朝のクモハ42。
この後電車に乗ってみたんですが、テッちゃんしかいませんでした。
釣り掛けモーターの音がまたとてもよかったです。



実は、誘ってくれた人は、今年やまぐちへは3回目との事でした。
しょっちゅう来てるようです。
今年の末もイベントで20世紀最後の何とかがあるらしく、山口で新年・新世紀を迎えるって言ってました。



やまぐちの後、どこで撮影しようかと相談し、僕にも意見を求められたのですが、よくわからず小学校の頃行きたかった、梅小路と大井川を提案したところ、今回は僕が主役だからと大井川に行く事となりました。



大井川は、旧型客車を使っており、駅なども古く、とても良かったです。
沿線の茶畑や、大井川がとても綺麗でした。
川原ではたくさんの人達が水遊びやキャンプを楽しんでました。たまに通る蒸気機関車を眺めながら水遊びなんて一寸うらやましく思いました。



まさか、この機関車が大井川にあるとは思いませんでした。
小学校のとき読んでた本には、東北の工場専用線で走ってると書いてありましたから。
↑の鉄橋で(C56の後撮影しました。)「あれ、C11じゃないな??」と思ったんですが、C10だったんですね。
ひまわりと機関車のカットで、僕の好きな写真のひとつです。



元々、C56はローカル線の転車台の無いところで、方向転換しないでバック運転がしやすいようにと、炭水車に切り込みを入れ見やすいようにしてあります。
大井川も復路はバック運転です。



真横からの撮影。
煙とともに20世紀最後の夏が過ぎてゆきました。





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