このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください
(Linux)
●p2cの使用手順
p2cは、PascalプログラムをC言語プログラムに変換するツールである。
Pascalソースファイルを読み込み、C言語ソースファイルの生成を行う。
正確にいうと、指定したPascalプログラムを実行したのと同じ結果を得られるような、C言語のソースファイルを生成してくれるツールである。
生成されたC言語のソースファイルは、p2cで提供されたライブラリを参照している。
つまり、指定したPascalプログラムと生成されたC言語プログラムが等価であるとは一概に言えない。
ダウンロード-インストール
p2cをダウンロード
バイナリファイル(.rpm)をダウンロードする。
(パッケージ名 p2c)
(配布元 Red Hat Linux)
(ベンダ Red Hat, Inc.)
プログラム「GnoRPM」でインストール
(ダウンロードしたp2cを追加)
パッケージ-Development-Language
にインストールされる。
使用方法
C言語プログラムの生成
GNOME用ターミナルエミュレータで実行可能。
Pascalソースファイル「***.pas」があるとする。
% p2c ***.pas↓
C言語ソースファイル「***.c」が作成される。
コンパイル
ccで下のようなオプションを指定してのコンパイルが必要。
% cc -o *** ***.c -I/var/tmp/p2c-root/usr/include -lp2c↓
アプリケーションファイル「***」が作成される。
※ccコンパイラのオプションの説明
-o(小文字のO) 作成するオブジェクトモジュール名
-I(大文字のI) インクルードファイルのパス名
-l(小文字のL) オブジェクトライブラリへのパス名
実行
作成されたアプリケーションファイルを実行する。
% ./***↓
Pascalソースファイル「***.pas」を実行したのと同じ結果が得られる。
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