このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

さよなら出雲


東京からは唯一の単独愛称で最後まで走り抜けた、寝台特急「出雲」。
いよいよ2006年3月17日を最後に廃止されてしまいました。
相次ぐ寝台特急の廃止で、ファンが特に多かった出雲も その対象となってしまいました。
そんな出雲の、ラストラン間近な日に乗ってみました。


出雲 電光掲示板
いよいよ14時間の旅が始まります!
この文字を見れるのも、あと僅かです・・・


出雲 方向幕
出雲で出雲市行き。
とてもわかりやすくて好きです。



出雲は、元食堂車が連結されているのが特徴です。
もちろん、食堂車としての営業はしていません。


食堂車 車内
その車内です。
自由にくつろげるロビーカーとして、大人気です。


京都1
出雲の名シーン、京都駅での機関車付け替え。
東京から引っ張ってきた機関車は、ここでお別れです。


京都2
機関車が離れていった出雲。
深夜3時40分頃の作業ですが、名シーンという事とラストラン間近という事もあって、ホームには大勢の人だかりが。


京都3
ここから先は電化していないので、こちらの機関車です。
国鉄時代の色の、この機関車が定期寝台特急を引っ張るのは出雲だけです。


朝の出雲
朝方の出雲。
この日、明け方に乗っていた出雲は、猪と接触して臨時停車したハプニングも。


ヘッドマーク
これが出雲のヘッドマーク。
東京から単独の愛称で走り続けます。


ヘッドマーク後
こちらは後ろ側。
今、この偉大な愛称が消えようとしています。


交通博物館上1
そして、ついに引退してしまった出雲。
最後の大仕事は、同じく閉館してしまう交通博物館の真上に展示される事。


交通博物館上2
先日乗った時にも見たヘッドマークを、ここでも見かけました。
道行く多くの人達が、この出雲登場に驚き、写真を撮っていました。


交通博物館上3
もう行く事の無い出雲市の文字。
色々な思い出が頭をよぎります。


交通博物館上4
中央線との夢の競演。
引退後に見せた、ファンへの特別なプレゼント。


こうして、出雲は長い歴史に幕を閉じました。


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