このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください
日本一豪華な列車「寝台特急カシオペア」
どんどん夜行列車が消えていく中、優雅な旅を提供すべく登場したのがカシオペアです。
全室2人用個室で、プライバシーもバッチリ守られます。
走行区間は「上野〜札幌」です。
豪華な分 運賃も高いですが、飛行機ではなく たまにはのんびりと優雅に旅をするのもいいのではないでしょうか?
上野駅の行き先表示板です。
他の列車と違い、一際目立ってます。
左は、カシオペアの先頭に立つ機関車、後ろはカシオペア最後尾です。
最後尾の部屋は、180度の大パノラマを観れる部屋なので大人気!
なので、入手不可能と言われているチケットです。
カシオペアのロゴ、行き先、最後尾に表示されるロゴです。
こちら(左)は、2人用個室「カシオペアツイン」です。
全室暗証番号でのロック(右)になります。
また、全室トイレ・洗面台・テレビ付き。
窓は天井に向けて湾曲しているので寝ながら満天の夜空を見る事も可能!
そして、シャワー室もカシオペアにはあります。
しかし、鉄道の車内でシャワーを浴びるのは違和感ありますが、サッパリ出来ますよ〜!
サッパリしたところで夕食です。
こちらは、今では貴重になった食堂車です。
ゆったりとしたスペースが確保されているので、落ちついて食事が出来ます。
流れ行く夜景を観ながらの素敵な食事は、鉄道の食堂車ならではです。
ちなみに、自分の部屋で食べる事が出来るのが、このカシオペア「スペシャル弁当」です。
左がパッケージで、開けると右のような内容になっています。
お腹が満たされたら、夜景を観にロビーへ移動するのもいいかも!
こちらはロビー車両で景色を観ながら、くつろげる車両になっています。
夜も更けて みんなが寝静まった頃、青森に到着したカシオペアは青函トンネルを潜る為に、先頭の機関車を取り替えます。
写真は、作業員が機関車取替えの作業をしているところです。
上野からカシオペアを引っ張ってきた機関車は、ここでお別れです。
そして、青森からは進行方向が前後逆になります。
・・・目が覚めて部屋の窓から外を見ると、そこは朝焼けの北海道の大地と海。
こんな素敵な目覚めが体験出来るのも寝台列車ならでは!
函館も過ぎ、長万部・洞爺と札幌も近くなってきたところで朝食です。
食堂車で、今度は朝の北海道の大自然という景色を観ながらの食事です。
左は和食セット、右は洋食セットです。
そして終点の札幌に到着。
ここに来るまでに機関車は2回取り替えていて、札幌到着時の機関車は こちら(左)です。
そしてカシオペアのヘッドマーク(エンブレム)です。(右)
近いうちに北海道にも新幹線が延びる予定なので、それにより夜行列車は更に消えていくと予想されます。
北海道へ行くカシオペア以外の夜行列車は、「上野〜札幌」の「北斗星」・「大阪〜札幌」の「トワイライトエクスプレス」・「青森〜札幌」の「はまなす」があります。
すでに北斗星に関しては平成20年3月で現在の1日2往復から1日1往復への減便が決定されています。
カシオペア以外の上記の夜行列車は、新幹線開通と同時に廃止になる可能性が高いです。
カシオペアは高くて乗れない!という方は、同じルートを走る北斗星なら手頃な価格で乗れるので、今のうちに優雅な列車での旅を体験してみてはいかがでしょうか?
北斗星に関しては、また後ほど ご紹介致します!
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