このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

奥大井湖上駅


ここでは、「奥大井湖上駅」と周辺を紹介致します。

奥大井湖上駅は字のごとく、湖上にあり 湖の中央辺りにある駅です。
駅の両側は、もちろん鉄橋です。


アクセス方法

東海道線の金谷より、前回同様に大井川鐵道に乗ります。

大井川
この様に、大井川に沿う形で終点の先頭駅を目指します。
とても綺麗な風景が最後まで続くので、心が和みます。

先頭駅
金谷より1時間15分。終点の先頭駅です。
前回は、ここまでの紹介でした。
ここから、井川線に乗り換えて 更に山奥を目指します。

井川線
これが井川線。小さいです!!
それもそのはず。
井川線は元々、ダムを作る為に敷かれた路線で、旅客用では無いので規格が小さいのです。
なので、急カーブや絶壁、鉄橋等が多く 凄く無理して敷いた箇所も多く、迫力ある景色が望めます。
そんな井川線に乗って1時間。

奥大井湖上駅
奥大井湖上駅に到着です。
列車からの写真だと、駅が湖の中央にあるという事が確認しにくいですが、絶景です!
中部の駅100選、にも選ばれた駅です。
ホームには鐘(確か、名前は幸せの鐘だったかな!?)があり、 恋人同士で鳴らすと幸せになれるらしいです。(写真中央)
ホームに降りて写真を撮るにしろ、鐘を鳴らすにしろ、井川線は本数が非常に少ない上に、停車時間も短いので素通りする事に。(くやしい〜!)

ここからは、列車からの写真を紹介します。

湖上の鉄橋からの写真1
湖上風景
山々に囲まれた湖上を、列車は低速で渡ります。
写真だと伝わりにくいですが、壮大な景色を望む事が出来ます。
この湖はダム湖で、季節や雨量によって水位が上下します。
私が行った時は、水位は低い方でした。
そして、写真中央を よ〜く見て下さい。
何やらトンネルらしき物が見えるでしょうか???

拡大写真。
風景拡大
これ、実は井川線の廃線跡なのです。
昔は、ここを走っていたのですが、ダム湖を建設する事になり 昔のルートは完全に水没する事になりました。
そこで、急遽 新ルートを作る事になり、完成したのが 今ここを走っている鉄橋になるのです。
今回は偶然、水位が低いので 廃線跡のトンネルが見れたという訳です。

湖上の鉄橋からの写真2
廃線トンネル
湖のほとりで、トンネルに入る廃線跡と交差する地点です。
ここも水没する地点ですが、運良く見られました。
水没していない時は、遊歩道として整備して歩けるようになるといいかも。(無理!(笑))

廃線路
水面すれすれにある、廃線です。
上の写真の廃線跡の位置よりも、更に低い所にある線路なので、この日の水位が少しでも高かったら、水没確定箇所ですね。

水没道路
道路ですが・・・
地上からの坂道が、水中深く湖底へ延びています・・・
恐いです・・・(汗)
この道を利用してウォータースライダーを作ったら、さぞかし迫力あるかも!?(笑)


この様に、山々を谷間を越え、湖を越え、井川線は更に進んでいきます。
はたして、元の場所へ戻ってこれるのか・・・
不安を抱きながら、その3へ続きます。




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