このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

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海上自衛隊館山航空基地 開隊53周年記念 基地一般公開
ヘリコプターフェスティバル
in Tateyama

千葉県館山市 2006/10/1
ヘリコプターフェスティバルといいながら、今年はいたって地味な展示内容で、基地所属以外の海自機はUH-60Jのみでしょうか。外来は陸自から5機、海保から1機のヘリが参加。飛行はSH-60J、60K各3機の体験搭乗での飛行以外は、救難展示2回とCH-47Jからの空挺降下のみで、予定されていたOH-1の戦技飛行は諸般の事情により中止。
★体験搭乗★

●当日抽選で合計約130名がSH-60JもしくはSH-60Kに乗ることができます。飛行時間は約10分、館山湾や市街を眼下に見ながらのフライトです。ほとんどの客はこれ目的ですので、抽選時間のだいぶ前から会場の第5格納庫には行列ができます。今回は抽選を2回にわけたようですが、どうやら2回目の定員に達するのに時間がかかったようです。くじが足りないらしいという情報から、再度並ぶ人があまりいなかったのか、抽選会終了のアナウンスのずいぶん遅かったこと。

★救難展示★

●SH-60Jによる救難展示。海上での作業を想定しているため、空自や陸自でやる救難のように、ロープ(ワイヤー)から隊員が体を離すことはありません。

★空挺降下★

●習志野空挺団のCH-47Jからのパラシュート降下。体験搭乗の抽選時間と重なって、格納庫内にいたため上空の様子は全く見えませんでしたが、隊員さんが気を利かせて格納庫の扉を大きく開けてくれたおかげで、着地の瞬間は見ることができました。

★海自機地上展示★

★SH-60K
●SH-60Jの改良型。ローター先端の異様な形状が特徴。60Kカラーに塗り替えられた60Jとは見分けがつきにくいが、良く見るとサイドドアや顔つきなどけっこう違います。60K、60J共に、装備状態の機内を解放して展示していましたが、こちらは体験搭乗用に装備をはずし、搭乗用のシートが用意されています。

★UH-60J
●救難機なので本来なら救難展示はこの機体が専門ですが、残念ながらここの所属ではないためおとなしく展示のみ。

★S-61A
●昨年までは体験搭乗でも活躍していましたが今年は展示のみ。後継機も決定しており間もなく退役予定。南極仕様のハデな蛍光色がきれいに塗り替えられていました。



★外来機帰投飛行★

●民間外来機がなく会場がガランとしていて寂しい上に、OH-1の飛行も中止。代わりに救難展示が2回ありましたが、派手な機動系アクションは一切無しで、AH-1Sが帰投の際「離陸前」に機銃をまわしてサービスしたのが精一杯。

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