このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

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《関東の奇祭》
第150回古河提灯
竿もみまつり

【2010.12.4(土) 茨城県古河市、古河駅西口】
●関東の奇祭、古河提灯竿もみまつり。江戸時代、古河藩領だった野木神社の神官が、七郷めぐりから帰社するのを、提灯を持って出迎えたのが始まり。寒さをしのぐために体を揉み合っていたのが、いつしかこんな形となりました。もともとは「お帰り」とよばれ、大勢の参拝者で賑わっていたとのことです。
現在は、高さ10mの矢来に囲まれた中で、竹竿の先につけた提灯をぶつけあい(揉み合い)相手の火を消しあう、まさに奇祭とよぶに相応しい内容となっています。(だって、お迎えの為の提灯の火を、わざわざ消しあうんですよ…笑)
【自由もみ】
火が消えたり、壊れたら別の提灯と取り替えて、時間の許す限り好き勝手にもみあいます。祭のクライマックスですが、そこそこ見たら観客はさっさと帰途につきます。キリがないので…。


【競技もみ】
その、キリがないということで、一定のルールを設けて競技という形にしたもの。今年からルール変更で規格が厳しくなり、一瞬で勝負が決まる激しさとなりました。猛暑のせいで使用する竹竿も折れやすく、燃える提灯が観客席に落下することも…。


【子供部門】
竿が少し短いので客からは見やすい子供部門。コンパクトで扱いやすい分、激しさは大人顔負け。正直なところ、大人もこのサイズでやれば、矢来も低くできるし人数も少なくて済むし、見る客も楽だ…笑。


【アイディア提灯部門】
毎年趣向をこらした提灯がお目見え。ねずみ男は中からお菓子がばらまかれ、大きな風船は割れて小さな風船が夜空に舞い上がりました。合併5周年を祝う提灯からは垂幕が…矢来が邪魔で良く見えないけど…。


【和太鼓】
この祭のもう一つの見所、和太鼓演奏。竿もみ会場周辺の3ケ所で、それぞれ別の団体が和太鼓を披露しました。こちらは古河和太鼓保存会のみなさん。駅の東口にはご覧のイルミネーション。
2010年(平成22年)寅年

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