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2006花火大会のまとめ
2006年10月22日のつぶやき
 花火大会は大好き人間であるから、年に何度も見に出かける。北関東の大きめな花火大会が多いのだが、住んでいる東京足立区からの行動が楽であるためだ。クルマで移動するのに都心の渋滞地域を通る必要がないためだ。主に国道4号線が起点となるのだが、じつは隣接の埼玉県内部分はしかしかなり渋滞する。これは信号機の管制が悪いためで、交通量自体がそれほど多いわけではない。仕事車と遊び車が混じる土曜は、朝の時間帯以外はずっと渋滞する可能性が高く、昼過ぎから行動開始する花火大会の場合は抜け道をフルに駆使することになる。

 例年では夕方4時〜5時に駐車場を確保、車内で仮眠などして打上げ30分前までに会場入り、というパターンが多かったのだが、今年はほんの気まぐれで125ccのバイクを新調したので、古河と常総みつかいどう、土浦はバイクでラクラク直前入場。いずれも大会用に用意された駐車場を利用、古河では打上会場に一番近い駐車場を利用したため、さすがに出入りはクルマと歩行者の列で、バイクでも少々難儀するはめに。ただしクルマだと午後1時半で満車だったそうだ。自転車を利用する人は少ないようで、かなり広い駐輪スペースは空いていた。水海道では、バイクで駐車場に入ろうとしたら警備の人に、あいてるとこに適当に停めとけ、と強い茨城なまりで言われた。わざわざ駐車場に入れたのは私だけだったみたい。土浦では少し離れた駐車場なのだが、帰りの渋滞の少ない場所を利用。ここにバイクを停めたのも、同行者との2台だけだった。変な場所に停めるよりは、管理する警備員がずっといる駐車場は安全、安心して花火が見れる。

 実は遠出しなくても、地元には大きな花火大会はあるのだが、自転車用の駐輪場しか用意されていないため我が家には足が無い。電車を使えばいいのは分かっているが、徒歩距離が5kmから4kmになるだけで、観客の混雑を考えると足が向かない。同様に都内や埼玉県近隣の花火も。歩道橋に上がれば見える位近いのだが遠い…。

 こんなことを言ってると、お前見たいなのがいるから渋滞するんだ!という人もいるだろう。花火大会に限らず、いろいろなイベントでのマイカー利用の是非が問われている。たしかに許容量を超えた混雑が渋滞をもたらすわけだが、根本的にはたった数台の路上駐車が主因だったりもするし、それがイベントに無関係な地元住民のクルマではない保証はない。花火の場合、一番混雑する終了前後にあわててクルマを動かしても、そもそも交通規制が敷かれて周辺は通行止め。にもかかわらず、あえてそちら方面に向かうクルマのせいで交差する道、対向車線までが渋滞して行くのである。あえて渋滞の中に合流する地元の車が向かったのが1ブロックのコンビニだったりもするわけだ。

 ところで、いつも思うことがある。それは終了後の花火のコト。実は何年か前、交通規制解除したばかりの隅田川花火大会の打上会場付近を、バイクで通ったことがある。橋の上にはたくさんの花火の殻が落ちていて、でこぼこ道でも走っているようなものすごい有り様だった。川にもだいぶ落下したと思うが、水面に浮いてるうちはネットなどで回収できるだろうが、沈んだ物はやはり残ってしまうのではないか。どの程度の清掃復帰作業がされているかわからないが、見知っている限りでは路上清掃以外の作業は翌日になってから行われる。また花火が開いた後には、一酸化炭素、二酸化炭素、各種有害物などが発生する。見た目のきれいさとは裏腹に、水質汚染、大気汚染のれっきとした悪者でもある。

 環境の問題、資金の問題、交通の問題、様々な問題を抱えながらも、主催者側は年に一度のことだからと頑張って(目をつぶって?)開催しているのだろう。少なくとも環境に関しては業者の努力次第ということになりそうなのだが、現実的に改善は簡単なことではない。地球温暖化の状況次第では、ささやかな部類に入るであろう「打ち上げ花火」も、この世にいつまでも存在する物とは言えない訳だ。

 「花火…好きなら…見られる内に…見とけ」(爆)ド〜ン!

 ところで今年は、雨で延期になる花火も多かった。結局出撃した8回の内4回が延びた。鹿沼などは地元の人によれば「花火の日は雨が降る」のだそうだ。さてそのとおりになったわけだ。延期になったおかげで行けたり行けなくなったりするので、良かったり悪かったり…。デジカメで写真を撮る身としては、バッテリーの充電が間に合わなかったり、うっかり忘れたり、結構ドタバタのなかでうまくごまかせた方か(笑)

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