このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

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Road message
ドライブひとこと感想文
※2004〜2005年頃までの記述ですので、時間、料金等に変更のある場合があります。
市町村合併のつづき(ありゃりゃりゃりゃりゃ…)
順調に行っていたはずの市町村の合併協議会が、土壇場で「だいどんでんが〜えし〜」で破談になる例が増えているようです。しかも、協議会離脱の原因が不可解というか、やたら小さな原因だったり、根本的なこと、すなわちハナから合併する気がなかったんじゃないか?ってところもあります。事実、郷里の町では合併話がなくなりました。理由は、あるひとつの町が要望する議題の協議会での扱い云々らしいのですが、その町では何と、合併に関する会議が町議会で一度も行われていなかったようです。他町の合併に関する準備がスイスイ進んでしまい、どうしていいのかすら解らない烏合の衆が露見したってことです(町議会が90%、町長のシンパなのだそうな)。というわけで、合併に向けて(この3月の予定だった)地図メーカーさんも頭を抱えていることでしょう。本当に合併したかどうか、いちいち確認作業が必要ですな…。郷里の話つながりで、十和田湖で有名な十和田湖町、合併して十和田市になりました。大差ありませんが、行先案内が市町村名ではなく部落名になるのは解りづらい気がします。

市町村合併(♪く〜る、きっとくる、きっとくる〜)
物覚えが悪くなってきた頭に、さらなる打撃を与える恐るべき大イベント!市町村合併!当事者たちには、いろいろな思惑を叶える大切なイベントでしょうが、広域に生活する我々に取って、死活問題ともいえます。ただでさえ覚えられない土地の名前、覚えたそばからすぐ忘れる亀の甲より年の功…。例えば、いままでは「▲▲町経由で■■町で左折して●●町」が、ぜ〜んぶ同じ市内になるとどうなると思います?道路標識はすべて★★市。直進★★右折★★左折★★(笑)笑い事じゃない…実際もう起っている事実。身近な例では埼玉県さいたま市。「右折さいたま」を無視して直進してしばらく行くと「左折さいたま」が現れる。そのまま直進すると、なんと市中心部。極端な例だけど、これが日本中で標準に成りうるのです。カーナビつけろ?カーナビなんかもっとメチャクチャ。データの更新に何ヶ月かかると思います?こうなると、県道に番号ついてるのがメチャクチャありがたい…。最近はロードマップにも県道番号が載ってるので大助かりです。
しかし、新市名は判りづらいものが多過ぎ!例を挙げると、栃木県喜連川町が「さくら市」だったかに。何でそんな日本中どこでもいいような名前にするか〜!せっかく、喜びが連なるなんていい名前持ってるのに…。他にも、昔の地域の名前で出ていますな市名も、重いだけで華のないのがほとんど。素敵な名前をつけてる自治体も多いだけに、このへんは地域色というか、地元住民と行政との関わりあいの良し悪しがハッキリ出てると思います。

猛暑!!!!(2004年夏)
と、今はもう10月だったりするのですが…。とにかく半端じゃない暑さだったこの夏。東京の最高気温が40度近くなったその日、私はエアコンのない部屋で過しました。予感があったため、窓は締切った状態だったのが幸い。何せ、日が暮れてからも柱や壁が熱い!車のゲル粒状の芳香剤が一日で液体に、しかも翌日には半減…ひどい夏でした(って、芳香剤だけかよ!)

春じゃん!(2004年春)
異常気象のせいなのか、はたまた自分が鈍くなっただけなのか、季節の変わり目が「わけわからんじょ〜!」状態です。月ごと、週ごとの温度の変化が、夏は上、冬は下のなだらかなグラフになってないですよね、たぶん。そんなこんな(どんなだ!)で春です。まだ山の方では雪が降りますし、積もる事もあります。今年、金精道路はいつ通れますかね。

紅葉(2003年秋)
冷夏のせいで、今年の紅葉はあまり美しくないようです。色付き方がまちまちで、青々している木もあればすっかり落葉しているものもあります。本来、きれいに紅葉するためには、暑い夏があって、秋深まる頃急に気温が下がる必要(?)があります。今年は冷夏に暖かい秋、葉は色付く前に落ち、山は色付く葉さえもまばら。そんな中、イチョウだけは黄色い葉を輝かせていました。でもきっと、本当はもっと美しいハズなんですよね。私の目を楽しませる前に、みんな雨で地面に落ちてしまいました。

冷夏(2003年夏)
8月も末になって暑くなってきましたが、今年の涼しい夏はいろいろ心配の種を運んで来ました。低温だけでなく、豪雨、長雨、台風、地震。農業、漁業や夏物産業のみならず、我々ドライブ愛好家にとっても大影響!山越えルートや川沿いの道も降水量次第で通行止め、うかつに仮眠もできない山間部。車中泊するには涼しく快適ですが…。山の作物(木の実とか)が不作だと熊や鹿、猪が町に出没し危険です。以前スキー場リフト乗り場にはぐれたカモシカが一冬居着いてたことがあります。各地で熊に寄る被害が問題になってますが、山…ちょっと恐いかも。

潮風(海、あたりまえか)
海岸沿いのドライブは、たとえ冬でも晴れてさえいればとても楽しいもの。但し、運転している身には以外と難敵が潮風。海から吹く海水を含んだ風は車のボディからウインドゥから、ベトベトにしてしまいますね。まあ、ボディは家に帰ってから洗えばいいでしょうけど、ウインドゥは…。油膜なんて生易しいものではなく、ライトに照らされたサイドウインドゥやドアミラーは白く光って何も見えなくなります。この環境で普段生活している人々はどう対処しているのでしょうね。まさか、気にしてないとか?ちょっと怖い事です。ペットボトルの水は常備してますが、少々洗剤が欲しくなるレベルなんですよね。

長〜いトンネル(奥只見シルバーライン)
言葉では伝えにくいのです。写真も撮影が難しいですし。地図を見ていただければわかるのですが、全線22kmのうち18kmがトンネル区間という道路。通行は無料になったのできもだめし?がてらどうでしょう。道幅は広いですから怖い事はありませんけど。ただ路面のコンクリートは荒れてます。けっこうゆれます。岩肌がむきだしのトンネルってなかなかおもしろいですよ。まさに映画かアニメの世界です。

バイパス(そんじょそこら)
各地で次々と、あるものはド派手に、あるものはひっそりと行われているバイパス化工事。いつも通っている道なら、ああこれで少しは楽になるなとか、おお!ついに完成するのか!とかまあそれで済むのですが…。たまにしか通らない道、それも半端に慣れていたりすると、ある日突然知らない場所へ連れて行かれる事になったりします。全線開通してくれればそんな事もないのですが、部分開通だといきなり現れるT字路。行き先案内版を見るということなど頭にもありませんから一瞬パニック!先行車に運を任せてついていくハメになります。場合によってはとんでもない遠回りだったり、目的地(交差点とか)を通り過ぎていたり、なにしろロードマップに計画線さえまだ載ってなかったりするわけですから。でもそんな迷子の経験からたくさんの道を覚え、サンデードライバーの私が年間2万キロ以上走行する基礎となるのです。単に迷子の回り道の距離増ともいえますが。

大雨の威力余笹川の今昔(栃木県)
もう何年前でしょう。栃木県、というより関東地方に大被害をもたらした大雨。そのとき氾濫した余笹川。以前は川幅もさほどない山村の川だったと思います。今では立派な堤防に囲まれた大きな川になってしまいました。氾濫当時流されてきた大きな岩と工事に使われたこれも大きな石。生命の気配のしない、工業的な景色が未だに広がっています。以前撮影したかわいらしい景色も、撮影した場所の特定ができないほど変わってしまいました。おそらく何十年もそのままだっ
た景色。たった何日かの雨で残した爪痕ははからずも
開発のさきがけになったようです。
 写真は左から●氾濫前の余笹川 ●現在の風景 ●洪水時の水位を表す石碑

高所道路1富士山スカイライン(静岡県)
静岡県側の富士山スカイラインは標高2400mの新5合目まで無料で登れます。斜面にへばりつくように道路わきに駐車場があります。車から降りて、上を見て下を見て、我に帰ると垂直感覚が狂って一瞬クラっときたりして…私高所恐怖症です、じつは。標高差1000m近くを一気に登る登山区間では、季節の変化を数十分の間に見る事ができます。道も日光いろは坂より走りやすいやさしいワインディング。ただし天候には要注意。

高所道路2麦草峠(長野県、国道299号
元国道最高地点(現メルヘン街道最高地点)である割にあっさり通過してしまう、麦草峠。登山家にすれば尾根ぞいをトレッキング中に国道を横切るのはいやなことでしょう。東側の八千穂高原側は木々の中を抜ける気持ちの良いコースです。この299号、東京方面から諏訪への近道。秩父から中里村、上野村からはぶどう峠経由で小海町へ。今では全線舗装され道幅も広くなってきましたから通行量も多いようです。

冬期閉鎖道路の恐怖1金精道路(栃木、群馬県)他
雪の降る地方ではあたりまえにあるこの規制。都会住まいも長くなるとついつい油断してしまいます。春先(ゴールデンウイーク等)いつもの抜け道がこれで通れなかったりします。まあ、5月ともなれば通れない道はそれほど多くはないのですが、暖かさに誘われ入り込んだ山道のゲートの先に1m以上の積雪を見た時は唖然としましたね。これは新潟の朝日山系での事だったと思いますが…。さて、金精道路ですが、今年は4月25日に開通したらしいのですが、翌26日に雪崩のため通行止めになってしまいました。実は開通も雪崩も掲示板で知ったのですが…行ってみようかなと思った矢先、ガッカリです。書き込み主もふてくされて寝てるはず?です。被害にあわなかった分ラッキーかも知れませんが残念です。復旧の見込みがたたないとのことですし。なにせ金精道路はゴールデンウイークも営業している丸沼高原スキー場の上を走っている道路ですからね。標高2000m近い所ですから夏でも涼しいいいところ。沼田側にはとうもろこし売りの露店?がならぶ夏場もいいですが、微妙に寒かったりする春秋、窓全開で走るのがおすすめです。

冬期閉鎖道路の恐怖2安房峠(岐阜、長野県)
これもゴールデンウイークの話。強い雨の中、高山から松本方面へ向かいました。実は福井から山越えの連続でやってきたのですが、濃い霧にも悩まされ、高山には夜9時頃の到着でした。高山で車中泊の予定でしたが、時間も少し早く、雨も小やみになっていたので、松本まで一気にこえる事にしました。山を登るにつれ天気は回復し、すんなりぬける事ができました。ただあのつづら折りの角度と言ったら、通った事のある方なら分ると思いますが、ヘアピンなんかまさにUターン。急な下りの急カーブ、道の先なんかちっとも見えません。当時の車にはコーナリングランプがついていたので、対向車のいない時はウインカーつけて曲がりましたよ。だって怖いんだもん。で、その翌日、松本市内で車中泊から目覚めた私は、電光掲示板の安房峠通行止の文字とラジオの交通情報に胸をなでおろしていました。まだ安房トンネルのなかったころのお話です。
あなたもさまよい旅のとりこ。

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