このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

インデックスページへ 掲示板
Drive spot 2011
ドライブスポット2011
※2011年3月11日、東日本大震災発生。ガソリン高騰や道路不通、放射能問題などで、行動スタイルに少し変化があったこの年、いつもの景色も少しばかり違って見えました。

渡良瀬遊水地 栃木県栃木市
この数年来、バ−ドウォッチングにはまった私は、冬期の3〜4ヶ月、ひたすらそういったポイントの往復となります。少し前までは栃木県真岡市の井頭公園、現在は埼玉県北本市の北本自然観察公園がメインフィールド。ただ北本は大勢の人間が一ケ所に集まりやすく、少々騒々しいため、時おり渡良瀬遊水地や近隣の館林市などを散策します。渡良瀬遊水地は広大ゆえに、よほどの珍客でも訪れない限り、お祭り状態にはなりませんが、アカゲラが肉眼で観察できるような近くにあらわれても、だれひとり通らないという寂しさを感じることもあります…。

北本では人の多さにもかかわらず、管理者によるマナー徹底がなされているため、小鳥たちはビックリする程近寄ってきます。ここは動物園?と思うほど。遊水池はその点、人陰が動くだけで逃げて行くので、ジョウビタキすら超望遠でやっと。鳥たちにとってはどっちがいいのかな…笑。
【撮影/2011.01】

北本自然観察公園 埼玉県北本市
バードウォッチングフィールドとして、関東ではかなり有名なスポット。ここへ行けばほとんどの冬鳥に出会えます(もちろん海鳥は除きます)。もちろんただ漫然と歩いていては見つけることはできませんが、常にたくさんのカメラマンがいますから、そのレンズが同じ方向を向いていて、しかもみんなが殺気立ってたら、かなりの珍鳥が来ているのかも知れません。それまで全く興味の無かった人間でも、青いカワセミやルリビタキ、ピンク色のベニマシコなど、ほとんどの方は目の色が変わります。
なお、ここの見どころは何も鳥ばかりではなく、絶滅危惧種の植物や昆虫など、ちょっとした動植物園なみです。ただし、いちいち案内がされているわけではないため、心無い方々によって踏み付けられたり引っこ抜かれたり…。そういった部分まで含めて生態系ではありますが…。春にはここは桜のスポットにもなります。写真は北本市の天然記念物のエドヒガンザクラ。残念ながら台風で、木道を覆っていた自慢の枝(左下に伸びている部分)は折れてしまいました。
【撮影/2011.04】
天平の丘公園 栃木県下野市
お花見スポットとして有名な風土記の丘のとなりの施設です。いくつかの公園施設の集合体のようですが、それぞれ管理者が違うためか、まとまりがありません。値段だけ大書きした有料駐車場の不粋な看板等、観光地然としている風土記の丘は、もともとは墓地なのでしょうか…。そっち方面には行ったことありませんが。そこから少し奥に入った天平の丘の無料駐車場はひっそりしていて、公園の中も整備の割に人影が少ないです。花の頃は賑やかなんでしょうけど…。


写真は桜まつりも終わって静かになったあとです。こちらは八重桜が多いので、まつりのあとでも十分楽しめますね。周囲を見渡せば見事な藤の木、つつじも見事でした。
【撮影/2011.05】

つつじが岡公園 群馬県館林市
つつじまつりの期間中は花の咲き具合によって入園料が必要ですが、通常時は無料で入ることができます。今年はまだまだ満開のうちに無料開放されました。街路樹のつつじに慣れてしまうと、つつじの巨木というものに圧倒されます。ただしじっくり見るためには通路が狭すぎますね…。それぞれの品種の説明等もその場で見られればいいと思うのですが。




ここは公園内にお土産屋さんや飲食店が並んでいて、内部でひとつの観光地を構成しています。善くも悪くも昔の観光地、イメージ的に私はかなり苦手なタイプ…。入場料含め、もっとオープンな方がいい気がします。
【撮影/2011.05】

高崎自然の森 茨城県つくば市
道も狭くわかりにくい場所にある、隠れ家的な公園です。八重桜が自慢なのですが、八重桜を目当ての人ってそんなにいませんよね…。奥の方はパークゴルフ?ゲートボール?する人に占領されてる場合もあります。斜面にある芝生広場などけっこう気持ちのいい場所です。ただ生き物の影がかなり薄いのが残念。農薬の影響なのかな…。周辺は田んぼなので、無農薬でというわけにいかないのはわかりますが…。花畑には芝桜やポピーなどが植えられていますが、訪れる人が少ないこともあり、少しよそよそしいまだ整備半ばの公園です。
【撮影/2011.05】
権現堂公園 埼玉県幸手市
震災の影響で桜まつりは中止になってしまったのですが、あとに紫陽花、彼岸花、そして春にはまた水仙、菜の花、桜と続く花の名所。最近は桜並木が各地で整備されているので、ここも桜だけでは名所の地位が危うくなりつつあるようです。もう少し公園としてのかたちを作った方がいいと思われます。ゆっくりするスペースがないんです。いろいろと整備中のようなので、今後どうなるかは楽しみです。
【撮影/2011.06】
つつじが岡第2公園 群馬県館林市
館林城址に立つ市役所の周りに公園や博物館の類いを配し、大規模な無料駐車場が用意されている館林市。さらに多目的広場という名目の広大な空き地も備え、いくら観光に力を入れているとは言え、花火大会をはじめとする各種大規模イベントを、この一角で開催できてしまうのはすごい!その広域公園内にある花菖蒲田。周囲にある桜並木は十月桜として、秋にも美しい花を咲かせます。春はギネスブックにも載ったたくさんのこいのぼり、夏はハスの花が咲く中を、船で巡ることもできます。メインの第1公園側に遠慮してるのか、こちら側に観光拠点、買い物したり食事したり寄り道する場所が無いのが、イマイチ発展し切れない最大の原因と思う…。
【撮影/2011.06】
冨士山自然公園 栃木県芳賀町
数年前まではよく行ってたのですが、最近は年に1〜2度程度に減ってしまいました。かなり生き物密度が減っています。原因はいろいろあるのでしょうが、周辺地域の開発が活発なため、大気汚染なども要因にあるのではないかと思います。以前は上流に産廃業者の作業場などもありましたし、環境としては保全できること自体奇跡かも知れません。水芭蕉が咲く場所ではあるのですが、そういったことも在り富栄養で巨大化してます。周辺は梨の産地で、無人販売で未だに1袋(3〜5個入り)100円で入手できます。最近はもうこの梨が目当てですね…。
【撮影/2011.09】
龍門の滝 栃木県那須烏山市
台風の大雨のあとの龍門の滝。水量があまりに多く、滝の高さが感じられないほどです。以前は滝つぼの近くまで行って、落ちて来る水に触れることもできたのですが、公園が整備されたあとは、安全のためか近付けなくなってたと思います。この日は下の川にさえ近付けませんでした(ていうか、河原が見えない…)。滝はまん中に釜があり(確認できませんね…)その釜から龍が出てきたとか、そういう伝説なのですが…。この滝は川の途中にあり、滝の上には道路、さらに線路があります。駐車場はその川の上流部にありますが、遊歩道はいったん川から離れて迂回するため、イメージがつかみにくいです。初めての人にあとから説明するとびっくりされます。近くに展望台を備えた立派な会館(入場無料)があるのですが、滝も含め訪れる人はまばらです。こここそ、もうちょっとミーハーな観光地化してもいい気がします。B級グルメの店とかズラッと並べたら…。
【撮影/2011.10】
羽生コスモスまつり会場 埼玉県羽生市
清掃センターの従業員の方が手入れしてたと記憶してます。さいたま水族館(羽生水郷公園)そばの休耕田、毎年かなり広いスペースが色とりどりのコスモスで埋まります。イベント期間中は無料で摘み取りができると言うことですが、今年は期間が終了してもずっと満開状態で、摘み取り期間を延長して下さいました。全体像を撮影したかったのですが、日暮れ直前で時間切れ。そんだけ広い会場です。
【撮影/2011.10】
富士山

●左上/野田橋のたもと(千葉県側)の堤防道路から見た富士山の日没。渋滞してたので車窓からパチリ
【撮影/2011.01】
●右上/ドライブではないけど(都バスに乗って行った)葛西臨海公園から見えた富士山。
【撮影/2011.02】
●左下/このサイズではほぼ確認不能ですが、夕日と画面左端の中間やや左に富士山がいます。タワーホール船堀の無料展望台からの眺めです。
【撮影/2011.02】
水害

地震とともに集中豪雨の多かった年で、各地で甚大な被害をもたらしました。大きな被害の場所には近付けませんので、身近な場所での増水状況。
●左/羽生水郷公園。池を渡る浮き通路への導入部が水没【撮影/2011.05】
●右/江戸川(野田橋)河川敷のゴルフ場が完全水没。見えている部分は全てゴルフ場部分。本来の川は画面よりさらに左。【撮影/2011.09】
あなたもさまよい旅のとりこ。
このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください