このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください
Muイベント運営論
〜イベントへの反省とイベント運営の方法論〜
05/9/27開講 マジメ・学問度----- ギャグ・ムダ度-----
今回の講義は、失態への反省文を含んでいるので、ふざけて書くわけにはいかず
ネタとしてはおもしろくないと思います。
でも、イベントへの考え方は、リアルにも通じるものがあると思うので見てください。
具体的には、前回ネオンが行ったイベントの反省と、アドバイスという
二部構成になっています。
特に、前半は始末書風になっていますので、これから会社に入って不祥事を起こす方にも
参考になるかもしれませんよ・・・(マテ
Ⅰ.前回のイベントの反省(始末書)
2005/9/27
イベント「1億ゼン争奪ドロップレース」の不手際に関する経緯説明とお詫び
去る2005/9/23 当方ネオンmは、「1億ゼン争奪ドロップレース」と称する
イベントを行いました。(その内容については
こちら
を参照ください。)
過去のイベント経験より、最善の策を講じてイベントを運営してきたつもりでございますが
後に様々な問題点の指摘を受け、結果的にギルド連合および関係者の和を
損ねる結果となってしまいました。
以下、ご指摘を受けた部分について、経緯説明を行い、原因を考察するものとします。
1.潜伏の際、「パージドラゴン」に変身していた件
この手法は、「自サイトと連合の宣伝」というイベントの一目的を達成するために
あらかじめ公式のイベント掲示板を読み、サイトを訪問された方を有利に取り扱うことを
目的として実行しました。イベント掲示板については、昨年12月に
「悪魔のクリスマスプレゼントイベント」として掲示板のみのイベントを行い、20名を
超える参加があったことから、十分に観る人がいることを想定しての措置で
ありましたが、結果的にほとんど見られておらず、かえって混乱を招く結果となりました。
1年前のMUと現在とは状況が違うということを認識していなかったための失態でありました。
また、混乱の収集に連合チャットを用い、言葉遣いも配慮を欠いたものであったため
ますます傷口を広げてしまい、人間関係のトラブルにまで発展させてしまいました。
2.PT編成で不公平が生じていた件
今回、アイテムを集めていただくというイベント性質上、「1鯖露店でアイテムを買い集める」
という不正を防ぐ目的で、参加者にPT編成を要請致しました。
しかし、元々Lv130差以上はPTが組めないという仕様や、参加者がギルド連合7:非連合5
という構成だったこともあり、ギルド連合のメンバーが偏ったPTが形成されてしまい
結果的にそこの人員が上位を独占し、場が白けてしまうという結果をもたらしてしまいました。
「必ずしも上位の人がいいアイテムをもらえるとは限らない」という条項により、ある程度の
上位陣の偏りには配慮したつもりでありましたが、PTを組む際は統制を加える
(何かあったときの連絡用にすべてのPTにギルド連合員を1名配置するなど)措置が
必要であったと感じています。また、このようなPTを組む手法自体が誤りであったと
認めざるを得ません。詳細は次項でも報告します。
3.PTM居場所表示機能により潜伏場所が特定された件
前述のような目的でPTを要請しましたが、PTを組むことにより「PTMがネオンmを
発見しそこで滞まることで、居場所が特定されてしまう」という問題が生じました。
これは、上位陣が特定PTに集中するという事態の一因ともなりましたが
これについては全く当方の想定外であり、考えが甘かったと言わざるを得ません。
このような潜伏場所固定型のかくれんぼの場合、そもそもPTを組むこと自体誤りである
という認識を持たなければなりませんでした。狭い範囲で逃げ回ればよかったのですが
ロレンシアしか移動できないような低Lvの参加者も想定していたこともあり、そこまで考えが
及びませんでした。
以上をまとめると、今回の問題の原因は以下の2点に集約されると考えます。
・イベント掲示板を観ている人数予測の大幅な誤り
・PT編成の考えの甘さ
この点について、イベント企画者&主催者である当方ネオンmに全責任があるものであり
不快な思いをされた方、およびギルド連合に対し、
深くお詫びを申し上げます。
申し訳ございませんでした。
今回の失敗を重く受け止め、失敗の内容をまとめ、自他ともに新たなイベントを立ち上げる際
参考になるような形で公開することにより、再発防止策としたいと思います。
次回からは、このようなことがないよう勉強し、努力していきますので
どうかご理解・ご寛大な措置をよろしくお願いいたします。
イベント主催者 バビロン5サーバー スコーピオン.ギルドマスター ネオンm
これで十分に説明責任が果たせたかどうかは解りませんし、形式的にも
どうなのか解りませんが、(一応、
事実・経緯・原因説明→お詫び→今後の展望
という
一般的な始末書の流れに則って書いていますが・・)
これからイベントをやろうとしている人にアドバイスを書こうと思います。
※なお、実際の始末書・顛末書の場合は、「誰に対して」損害を発生させたかを
もう少し明確化する必要があり、また本来は手書きで書くのが望ましいとされていますが
ネットに公開する都合上そうもいかないことをご容赦ください。
※また、「申し訳ございません」では反省文として誤っているという指摘も後日いただきました。
本来、謝るべき対象は顧客であり、上司や会社への始末書に「申し訳ございません」は不適当である
というのは一般的にはごもっともであります。が、今回は文を公開し、
迷惑をかけた方を含めて多くの方に観ていただくという点で一般的な始末書と異なっており
また、これ以上ストレートに詫びる言葉が思いつかないのです・・。
誠意を持った反省文。これも今後の努力課題と致します。
Ⅱ.イベント運営学・・・イベントはこうやって行え!!
1.イベント掲示板は「見てないもの」と思え!!
思えば、昨年12月はその前に運営主催の「ミュティズン文化祭」があり、イベント掲示板に
関心が寄せられていた時期でありました。現在はそうではありませんでした。
なので、イベント内容は掲示板を見なくても解るような単純明快なものでなければなりません。
今回の私のように、ドロップレースとかくれんぼを組み合わせるというものは
多少複雑であり、また面倒くさそうだから敬遠されたのかもしれません。
2.賞品のかかるものほど、慎重に!!
今回、優勝賞品が1億ゼンという大きなものでありましたので、イベントの関心を引く効果は
ありましたが、賞品を設定すると、高額であればあるほど想定すべき事柄が増えます。
(利益となるような不正行為の防止、それをすることによる進行への影響など)
それでいて、前述のように単純明快なものにするのは、なかなか大変です。
ネオンはMU内で今まで数々のイベントを主催し、さらに多くのイベントに協賛・参加し
リアルでもイベント運営スタッフ経験が何度もありますが、それでも今回のような
想定外の出来事→失敗が起こります。イベント初心者は、まずは賞品のかからない
「得もせず損もしない」ものからやってみるとか、複数人数で主催してみるのは
いかがでしょうか?
また、ネオンはまだ怖くて主催できませんが、参加費徴収のイベントはもっと念入りな
準備が必要です。賞品だけなら、「得はしないかもしれないが損もしない」ですが、
「得せずかえって損をする」状況を掌握してもらうのは、あらゆる不公平を想定する
必要があり、大変ですよ。
3.完璧なイベントなど存在しない
上にも書きましたが、どんな念入りに準備をし、経験を積んでも失敗はつきものです。
100点満点のイベントなどあり得ません。
ネオンがよく参加し、参考にしている
イベントギルド「
白麒麟団
」では、前日にスタッフ全員でリハーサルを行うなど
かなり念入りに準備していますが、それでも失敗はあります。
大切なのは、大成功のイベントをすることよりも、失敗したらそれを反省し、次に生かすこと。
そして何より、主催者が楽しむということです。
失敗したら、謝ればいい。(それも一種の勉強です)
楽しいことを思いついたら、思い切ってやってみよう!!
イベントをすることで、参加者との新たな交流が生まれ、MUの活性化にもなります。
固定狩りばかりでウンザリ・・飽き気味・・という方は、
ぜひイベントに
チャレンジしてみましょう!!
企画段階で困った時は、イベント掲示板に書いてくれれば、何かアドバイスできることが
あったらやりたいと思います。(そういう企画構想段階のスレは、いくつも見かけます)
・・・ところで、リアルでもイベントをしたことがある都合上、始末書には
慣れているはずなのですが(マテ)、企画書とか稟議書ってどうやって書くんだ?
書いたことはあるのだが、いまいち形式がつかめません。
当方学生であり、こーいうことは社会に出て書きながら学んでいくものだと思うのだが
誰かうまい書き方教えてよ〜。(爆死
このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください