このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

  男山三中
   コンクリート落下事故

 1999年7月、男山三中の体育館の天井近くの柱から11キロもの重さのコンクリート塊が落下。朝練習に来たバスケットボール部員らが発見(息子もその中にいました)。
 落下したのが夜から早朝にかけての時間帯で、幸い人的被害はなかったものの、もし、子どもたち、地域の人たちが利用している時間帯に起こっていたらと思うと、ぞっとします。
   男山三中
   コンクリート落下事故

原因は、5年前の阪神大震災のときにコンクリート内部の亀裂が走り、長い年月の間に、朝夕、季節の温度変化によってコンクリートが収縮し、亀裂が大きくなり、落下したとのこと。応急措置はしたものの、本格的な耐震補強はいまだなされず。2003年12月の文教厚生委員会での私の質問に対し、教育委員会が示した耐震診断の結果は緊急度「2」で、これまでの市内の校舎の調査の中では、最も高いランクです。一刻も早い耐震補強を。
 
  男山二中
    家庭科室大型鏡が破損

 2000年には、男山二中で・家庭科室で、授業中に、大型鏡が天井から垂れ下がる事故が発生。たたみ1畳分、重さ20キロもある大型鏡を、子どもたちが支えるという危険な事態に。原因は、大型鏡を支えるボルトの破損。
 (この大型鏡は、調理実習などで、先生の包丁さばきなどを生徒が見られるように映すものです)
 雨がしみこみ、
   劣化したコンクリート壁

(写真は八幡第4小学校。現在は補修済み)
 市内には、校舎に雨漏りがして、コンクリートの劣化がすすんでいるところが少なくありません。劣化を放置すると、コンクリートの強度が損なわれます。写真の第4小学校は、2002年度に壁の塗り替えをしましたが、市内には、雨漏りする校舎がたくさん残されています。

 自民党市政が続くもとで、学校の老朽化校舎の安全対策がなおざりにされ、1999年には男山三中体育館のコンクリート落下事故、二中の家庭科室の大型鏡の破損などの事故がおき、、雨漏り校舎が放置される事態が続いています。紹介するのは、現地調査などで撮った写真の一部です。
  ⇒その後、再三にわたって議会質問をおこない、市民のみなさんの教育条件整備の署名運動の成果もあって、男山3中の耐震補強を実現できました(別項参照)。また2005年度補正予算では、市内7つの小学校のコンクリート強度を把握するためのコンクリート抜き取り調査費用も計上されました。

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老朽化すすむ八幡市の学校校舎

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