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新々・三都物語(プラス

 三都物語といっても、JR某社の宣伝ではありません。(少し、拝借はしましたが。)
東京、京都と大阪のミニ地下鉄の乗り比べです。去年の暮れに、帰京(もちろん、京都に帰ることをいいます。東京に帰るのは、帰東?じゃないですか。)したときに、新しく開業した東西線に乗って感じたことを書きます。(と書いたのは1998年の初め頃のようです。京都市交通局 市営地下鉄東西線は1997年10月12日に開業しています。)

 2001年7月7日、神戸市にも海岸線というミニ地下鉄が開業しまし、都営12号線にも2000年12月12日の環状部の開業により大江戸線という名前もついたので、新・三都物語(プラス1)としてリニューアルしました。

 2005年2月3日に福岡市でも七隈線という新しい地下鉄が開通しました。この内容を追加して、新々・三都物語(プラス2)として再度リニューアルしました。

1.京都市交通局東西線

京都市ホームドア

車両の写真を載せたかったのですが、東西線はすべて地下でおまけにホームドアまであるので写真が撮れませんでした。

 東西線には京阪京津線の車両も乗りいれてきますので、その写真を載せてみましょう。

京阪800系

 先にも書きましたが、東西線はホームドアを採用しています。なぜかと言うと、ワンマン運転だからです。ですから、運転手がドア扱いをします。その代わり、運転は、ATOシステムです。運転席には、ホーム監視用のモニターがついています。

京都市運転席

 乗り心地は、自動運転とは思えない乗り心地でした。昔の自動運転は、かなり前で減速し、再力行したりしてひどいものでしたが、人間でもうまいほうだと思いました。これは、他の2個所も同様です。お客は、予想通り少なかったです。走るコースが市内で御池通りの下では、……ね。

2.大阪市交通局長堀鶴見緑地線

大阪市70系

リニアモーター式の地下鉄です。京都と同じくワンマン運転ATO式ですが、ホームドアはありません。写真をよく見てもらうとわかるのですが、運転台は右にあります。(一般的に、日本の鉄道は、左側が普通です。)
 この線は、印象が薄いです。以前から何回か乗っているので、リニアについても特に感じることがありません。それだけ、他と変わらないといったところでしょうか。

3.神戸市交通局 海岸線

神戸市5000系

 この中では最も新しい地下鉄です。三宮と新長田という従来の地下鉄の駅間を海岸沿いに結んでいるようです。従来の地下鉄と結ばれているのだから、素人考えには従来と同じ物を走らせれば好いと思うのですが、何故か、リニアモータ式のミニ地下鉄となっています。利用者が見込めないので(でも、ワールドカップの試合場の最寄駅となるけれどみんなが利用するとパンクするそうな.....?!?!)建設費を安くするためらしいのですが、例によってホームは地下深くにあります。こんなものを作るぐらいならば、路面電車(今風に言えばLRT)にしてくれたほうが、建設費も安くつくし、利用者にもやさしいと思うのですが。

4.東京都交通局12号線改め大江戸線

都営12系(旧)

大阪と同じく、リニアモーター式で、やはりATOでワンマン運転をしています。運転席は、右側です。上の車両は、光が丘と練馬の間を開業したときの古い車両です。下の車両が、去年新宿まで開業したときに増備した新しい車両です。古いタイプのほうが、デザイン的には凝っていて、新しい車両は、三田線の新車を小さくしたようなデザインです。

都営12系(新)

 この線には、まだ、愛称がついていません。環状部と呼ばれている部分が、開通していないからだと思いますが、開通したらどんな名を付けるのでしょうか。やっぱり、”地下鉄 環状線”となるのでしょうか。 古い車両の方が騒音が気になります。
 光が丘の駅に、AMラジオが聞こえにくくなって申し訳ありません、と言う張り紙がありましたが、地下鉄の中でラジオを聞く人ってどれくらいいるのでしょうか。(都営地下鉄の中では、AMラジオが聞けるようになっています。)(ここまでは1998年のことです。)
 一旦は、環状線と名づけられましたが、了見の狭い作家の知事の横槍が入り大江戸線となったのは周知の事実です。(言葉などは、時代とともに変わるもんでっせ。また、都市に盛衰があるのは歴史が証明していることで、いつまでも首都にこだわってもしょうがおまへんで。閑話休題)
 光が丘を出発した電車は、都庁前から代々木、門前仲町、上野御徒町、飯田橋等を経由して都庁前で終点となります。都庁前から先光が丘へと線路はつながっていますが、車両の向きが逆になるため、信号システムに問題があるので先へは進めないということです。都庁前へ着いた電車は来た道を、光が丘へと戻ることになります。

5.福岡市交通局七隈線

天神南駅

 福岡一の繁華街天神の一角、天神南から橋本までを結ぶ、ミニ地下鉄です。リニア式、ATO、ワンマンでホームドア付きです。

運転席

 この地下鉄の特徴の一つとして、運転席があがられるでしょう。写真の通り、運転席には仕切りが無く、前が良く見えます。(もっとも、全線地下ですが。)新交通システムの運転席に感じが似ています。後部になったときは、運転席に座っても良いようです。車両のデザインは海外のデザイナーが手がけたようで、明るい車内になっていますが、椅子の座りごこちは良くありません。
この線も乗客数では苦戦しているようですが、ターミナルの天神南の位置を考えれば仕方ないでしょう。地下鉄の天神で乗りかえられるのですが、そこを降りてから天神南まで行くのは、地下街を行くため距離以上に疲れます。昔の路面電車の後に作ったということですが....。

 このつの地下鉄は、ミニ地下鉄と呼ばれているものです。いずれも、開通後の利用者数が、今までの地下鉄に比べて少ないと予想されるので、建設費を安くあげるために、トンネルの断面が小さくなっています。その結果、当然、車両の方も小さくなっています。東京と大阪と神戸の車両は腰から上の部分が、内側に傾いているので更に狭く感じます。天井も低いので、ジィアント馬場さん(お亡くなりになりました、合掌)なら、絶対に、頭がつかえると思います。では、このつの違いなどを表にしてみます。
 仙台市でも同様な計画があるみたいですが、本当に必要があるのか、本当に地下鉄でなければならないのか(これは多分建設補助金の問題があるはずです)、利用者にとって利用しやすい交通機関は何か考える時期に来ていると感じるのは私だけでしょうか。
 京都市大阪市東京都神戸市福岡市
モーター形式回転式リニア式同左同左同左
運転台左側右側同左同左同左
運転方式ワンマン運転ATO同左同左同左同左
ホームドアありなし同左同左あり


1998年初作成(推定(^_^;))
2002年1月6日更新
2006年1月13日更新
2015年1月1日更新


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