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20.士幌線と全道の旅(昭和58年5月3日、火曜日)かつて盲腸線の末端区間をバスで代行していた路線が北海道にあった。帯広から十勝三股まで78.3キロの士幌線で、糠平から十勝三股までの18.6キロが代行バス区間だった。昭和58年のゴールデンウィークの一日、士幌線に乗車した。またこの旅では、ほぼ北海道全道を巡っている。せっかくなので全行程を記載した。
行きに利用した特急「ゆうづる1号」と青函連絡船は21便で「八甲田丸」。鉄道郵便の消印が「函館札幌間58.4.30下一」函館発札幌行の125レか?札幌から急行「まりも3号」。鉄道郵便の消印が「札幌根室間58.5.1上・釧根」列車は根室発釧路行442レだろう。「旭川網走間58.5.1上二」これは急行「大雪6号」で押された消印と思われる。「釧路網走間58.5.2下一」この列車は網走発釧路行641レか。
全道を巡りつつ5月3日は士幌線そして列車代行バスに乗車。士幌線のめがね橋をバスから撮影。道路はほとんどが未舗装。。途中駅、幌加駅舎を遠望。閉鎖された十勝三股駅の駅構内は広くターンテーブルもあった。士幌線の二つの駅、下り列車しか停車しない黒石平駅と上り列車しか停車しない電力所前乗降場。 十勝三股で代行バスの乗車券購入。国鉄代行バス乗車記念スタンプを押して投函、消印は「北海道・萩ヶ岡」。この後、帯広から乗車したのは急行「狩勝2号」のグリーン席。札幌から急行「利尻」のB寝台を稚内まで利用した。
稚内からバスで最北端宗谷岬へ。稚内からノシャップ岬へ。ノシャップ寒流水族館と青少年科学館を見学。稚内公園ロープウェーにも乗車。稚内公園ロープウェーは国鉄稚内駅よりも北側にあるので鉄道ではないものの最北端の駅となる。(山麓駅のほうが、より北側)その後、稚内ロープウェーは平成18年3月30日限り廃止。ロープウエー山頂駅から徒歩で「稚内市北方記念館」へ。この日は浜頓別泊まり。翌日一気に倶知安まで南下。下車したニセコはカタカナ駅名の駅。鉄道郵便の消印「函館札幌間58.5.5下一」と「函館旭川間58.5.6下一」。125レと121レだと思う。鉄道郵便の消印「函館旭川間58.5.6上一」「函館札幌間58.5.6上一」122レと・・・帰りは青函連絡船22便「大雪丸」青森から特急「ゆうづる6号」B寝台を利用。使用した「北海道ワイド周遊券」はGWだが冬期割引2割引。購入した硬券入場券の入鋏もののみ厳選掲載。茂辺地、国富、前田、小沢、塩谷、厚岸、浜中、厚床、中標津、根室標津、標茶、弟子屈、川湯、緑、清里町、浜小清水、高島、広尾、幕別、糠平、美瑛、鬼志別、浜頓別、音威子府、美唄、ニセコ、蘭越、二股、黒松内、熱郛、長万部のもの。東釧路と藻琴は乗車券併用券。士幌線と全道の旅でした。
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