30mm級の比較 (口径30〜36mm) |
ほぼ、デジカメ全画面 | 碍子拡大(縮小率約50%前後)。 | 電線末端処理部分拡大(縮小率約80%前後) | |
| | | ニコン モナーク 10×36D CF
条件によっては緑と紫の収差が目立つ。
モナーク最大の欠点かもしれないが、同価格帯のダハは、いずれも同傾向だったのがポロに手を伸ばした理由のひとつ。
手持ちデジカメでは何度トライしても再現できない・・・ 。
中央写真の碍子の胴部分の写りが目視の印象に近い。
|
| | | ビクセン アルティマZ 8×32
注目して見れば気づく程度だが、緑と、その反対側に青っぽい色収差が残る。
上段のモナーク36mmと比べれば歴然とした差。
中央写真の碍子の胴部分を比較するとわかり易い。
|
| | | ニコン 8×30EⅡ
視界中央部ではほとんど気付かない。
周辺50%程度から僅かに緑と紫色の収差。
目視ではほとんど気にならない。
アルティマにやや勝るが、勝間に及ばない。 |
| | | 勝間光学 GLORY WP6×30SB-D
撮り方が悪かったのか、何かの間違いか、と思えるほど色収差が抑え込まれている。
視界中央部、目視では気づけない。
視界周辺70%程度より外でやっと認識できる程度。
目視ではもちろん気にならない。 |
50mm級 (口径45〜50mm)の比較 |
| | | ニコン モナーク X 8.5×45D CF
ごく僅かな色収差。
目視でも注目して眺めれば気づく程度で、ほとんど気にならず、モナーク10X36より、はっきりと少ない。
|
| | | ビクセン アルティマZ 7×50
僅かな色収差。
目視でもわかる事はわかるが、ほとんど気にならない。 |
| | | |
| | | |
比較条件など・・・
双眼鏡見口からデジカメ(Nikon P5000)で手持ち直接撮影 (倍率、光学ズーム最大側)
天候、明るい曇り、時刻14時頃、太陽方向は画面左側。
手持ちなので手ぶれの影響が大きいのと、撮り終わった後で気づいたら窓ガラス越しだったのでその影響も多少あるかもしれない。
また、当然、デジカメ側の収差を含むし、視界での位置(周辺ほど収差が大きくでる)によっても変わるので絶対的な色収差の比較とは言えないが、目視に近い概ねの傾向は得られたように思う。
手持ちの他の双眼鏡と比較しても、同価格帯クラスではポロよりダハの方が色収差は大きい傾向にあり、価格差2倍でほぼ同等?
30mmクラスでは、ダハ(モナーク) >> ポロ(アルティマ > ニコン > 勝間)
45〜50mmではダハのモナXと、ポロのアルティマで価格帯が1ランク異なるが、ほぼ同等 (共に収差が小さいので条件により優劣が変わる。)
モナーク10×36での場合、双眼鏡とカメラの光軸合わせが微妙で、何度かトライしたものの、手持ちでは満足いく写真が得られなかった。
一方、アルティマとか30EⅡなどは一発で決まるので、腕はもちろんだが、ひとみ径の影響も大きいと思われる。 特にGLORY 6×30は見口にカメラの鏡筒がスッポリ収まるので具合がいい。これならフィールドスコープを使わなくても双眼鏡デジスコも十分可能。
※ デスクトップのモニター(EIZO)だと色がちゃんと出るけど、手持ちのノートPCで見ると微妙な色がうまく再現されない・・・。
|
| | |
MENUへ戻る
|