このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください


サイフに極悪双眼鏡!                                               MENUへ戻る    

 見なけりゃよかった・・・ EDレンズの双眼鏡・・・

まずい・・・非常にまずい!

EDレンズの双眼鏡を見てきてしまった!

Nikon EDG と、Vixen ARTES

入荷したばかりという展示品のARTESを見せて貰う。 外観の第一印象は、”カタログの写真より、実物の方がいいな・・・” 
ショーウィンドゥから出して貰って、店内の吊り広告にピントを合わせただけで・、”わっ、・・・・いい!”

蛍光灯との境目でも色づきは無く、店外に向けて照明を背後にした標識の文字も難なく読め、ヘッドライトを視界に入れても影響は無い。 ディスプレィのLEDも一つづつ点に分離できている・・・。
以前見せて貰ったEDGをまた出して貰い見比べる。 これも同じ。 二台交互に見比べ、アラ探ししても見つからない。 
続いて同じように、近くに展示されたコーワのBD、ビクセンのアルビナなど片っ端から見比べても、どれも見劣りがする・・・・
BDもアルビナも、決して悪い双眼鏡じゃないのに・・・。 
”・・・困った・・・どこかに欠点を探して、諦める理由を見つけないと・・・” 
KOWAのGENESISでは、対物レンズの奥に書かれた目障りな白文字を理由に諦めをつけたが、EDGも、ALTESも、文句をつけるところがない・・・。

店内から、悪条件を探して見比べたものの、EDGと、ALTES(GENESISも含めて)の差はほとんどない。 
(根性で差を探すと、視界の最周辺部でALTISの方が僅かに滲むかな、という程度の差)
理想の双眼鏡とは、レンズもプリズムも何もない、トイレットペーパーの芯だと思う。 
レンズもプリズムも何もなければ収差も反射もなく、倍率1倍の理想双眼鏡。 
現実の双眼鏡も、レンズやプリズムの収差や反射などを理想に近づけていくと、結局は皆、トイレットペーパーの芯に行きつくのかもしれない。

”はっはっはぁっ! お前らにゃ手が出めぇっ!” と国産愛用者を見下すなら、ツァィスのVictoryか、スワロのEL、
”どーだ、PROMINARだ! 控えおろう!” と見せびらかすなら対物レンズ奥に目立つ白文字のGENESIS、
”なんだ、スワロモドキか・・・” とスワロSLC愛用者に一旦馬鹿にさせ、見比べさせて焦らせるならALTAS、
”一見、普通の双眼鏡、して実体は!” と密かに違いを誇るならEDG。 

ニコンEDGで実売20万円、GENESIS実売14万円、ALTISなら実売予想13万円。 欧州組は24〜26万。
 ・・・う〜ん、ALTASならEDGとの差額でSPやSEが買える・・・・、いけない、いけない。 何考えてんだ! 宝くじが当たるまで手は出せない・・・
まあ、10万円超の双眼鏡には、いくら良くてもなかなか手が出せない。 
ALTISが同価格帯で出現してブランドイメージ以外の競争力が怪しくなった、ニコン従来型フラッグシップのHGLが在庫整理で50%OFFで販売されるのを心待ちにする今日この頃・・・・か。 

 

 

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