このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください


スポット・ファインダー                   MENUへ戻る    

 スポットファインダーの取り付け

フィールドスコープに素通しファインダーはついていても、星見には全く無力。
何とかならないかと、アウトレットのビクセン スポット・ファインダーを見つけた。

球面ガラスの焦点においたLEDの光が並行光線として反射してくるのを利用して真正面(真後ろ側?)から覗く角度が多少ずれても目標導入できるしくみらしい。

電池はCR2032を1個使用。
明るさはダイヤルで0(切),1〜11まで11段階に可変。
星見には最低の1でも少し明るすぎる位で、電池がヘタってきたころが丁度いい。
使い勝手がいいのでまた買い足して、結局4個も買ったが、明るさ、精度など個体のバラつきはかなりある。 (Made in Japan の精度ではない・・・)

少々精度に難はあっても、フィールドスコープで星見するには絶対不可欠! 威力絶大!


購入品はアウトレットなので台座はついていない。

したがって取り付けには工夫が必要。

*この写真では細部がわかるように明るさを上げているため茶色っぽく見えているけど、実物は黒です。

ジオマの67mm、82mmをポルタ経緯台に取り付ける場合の現在最新版。

アリガタプレートにスコープと共に、小型の自由雲台で取り付けた。

取り付け部分

ホームセンターで買った金具(18mm幅のもの)をファインダー側の固定爪で挟み固定し、小型自由雲台で取り付ける。

取り付けにはカメラ用止めネジをナット代りに使用。


しかし小型の雲台は締め付けると微妙にずれてしまい、良いものがなかなか無い。
 (結局3、4個、いろいろ買換え試してみたが、まだいいものに出会わない。))

一旦締め付けてから、ファインダーを指先で軽く叩いて微調整する。

雲台とアリガタプレートの取り付けはW1/4のボルトで固定。
(ボルトはユニファイ1/4が正式らしいが、使ったものはユニファイかウィットか不明)

ユニファイにしろウィットにしろ、どこのホームセンターでも在庫の種類が少ないので適当な長さ、形状のものが見つからない。

結局、KYOEI で見つけた六角穴ポルトを使用。

探し集めたインチねじの数々。

六角穴のポルトが使い易いが、なかなか置いてあるところがない。

またインチねじにはユニファイ(UNC)とウィット(W)の2種類(もっとあるんだろうけど、一般的にはこの2種)、同じ1/4だと太さ、ピッチは同じだが、ネジ山の角度が違うらしい。(UNC=60度、W=55度)

一般的には使えてしまうけど、気分的にはカメラなどにはできるだけUNCを使いたい。
 (カメラネジはユニファイ1/4)
   
 スポットファインダーの調整  (「でじすこ試行錯誤」と重複)

スポットファインダーの調整

昼間の場合
①デジカメのモニターに目標を入れる。 (写真 上)
②スポットファインダーの位置を合わせ、自由雲台を締める。  (写真 中)
  ・・・で、簡単(昼間なら)に合わせられる。

  ・・・しかし、ファインダーの固定に小型の自由雲台けど、これがヘナチョコで、すぐ動いてしまう。
    (今後の課題?)
    まあ昼間はすぐに調整し直せるけど、問題は夜の星見。


夜の調整は月が出ていれば月で、出ていなけれは街灯で合せるしかない
・・・しかし月もでていない夜は・・・ 
傾斜型82mmではスポットファインダーが無いと、ピンポイントの星に合わせるのは絶望的だが、調整する目標自体が導入できない。 

室内で合わせておこうにも至近距離が稼げないし・・・

そこで必殺技、レーザーポインタを近くの電柱に飛ばし、それを目標に調整。 (写真 下)
○電柱なら上下に長いので左右に振れば視界に入り易い
○距離が近い時は、スコープとファインダーの間隔分をずらして調整しないと、無限遠の星に向けた時、かなり誤差ができる。

・・・しかし電柱の赤い光に気づいた人は不気味だろうな・・・
 

 

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