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・・・はぁぁ・・・、コルキット6cmつくる前に、また見つけてしまった・・・
5cm 7倍。
スペック的には、双眼鏡を片目で覗くのと一緒なんだけど・・・
見つけてしまったものは仕方ないじゃないですか。
入手先、大阪のKYOEI。 たしか、3,150円。
【仕様】
●倍率:7倍 ●対物口径:50mm ●焦点距離:175mm
●対物レンズ:2枚玉アクロマート色消しレンズ:マルチコート(両面)
●接眼レンズ:2群3枚(ケルナー25mm) ●射出瞳経:7.1mm
●鏡筒材料:紙筒(内側乱反射防止の為に黒紙巻付済) |
| ・・・で、早速組立にかかる。
基本的に、まず説明書に忠実に組立てるようにしているが、このキットは紙筒の外径と内径の隙間が大きいので注意が必要だ。
特に対物レンズを固定する紙筒(説明書ではA筒、B筒、C筒)を付属の両面テープで張り付けるように記載されているが、隙間が大きいのでしっかり固定できない。説明書どおりに組立ててしまうと両面テープが効かず、グラグラして心細い。
やむなく、やり直そうとしても中途半端に両面テープが効いているので黒く塗った紙がはがれてしまう。
付属の両面テープは使わず、メンディングテープなどで厚さ調整してボンドで張り付けるのが吉。
ただしレンズ周りなので接着剤を十分乾燥させてから次の工程に移る必要がありそう。
(ここだけ両面テープを使うようになっているのは接着剤の溶剤がレンズに悪影響するのを嫌ったのかもしれないと思い、水性の木工用ボンドを使った)
その他の部分は説明書通りに組立てて問題なく完成。
この手作り望遠鏡の鏡筒はボール紙生地のままなのカッティングシートなので防湿処理がいりそうです。
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出来上がりの雄姿!
(アイソテックの手作り望遠鏡5cmと、コルキット6cmを同架)
重量はキット組立のままで243g。
倍率も7倍なので手持ちでも十分使えますが、天地左右逆さまなので、少々戸惑います。
アイピースの見口側口径は16mmほど、アイレリーフは眼鏡使用で視界ギリギリ、セーフ。
視界はアルティマの7X50とほぼ同等なので45度前後かな、と思われます。
組上げてからの構造的な印象として、
①.表面がボール紙生地のままなので防湿処理必要。
②.手こずった対物レンズの固定処理、ボンドが乾いたところで確かめると、若干の隙間ができたのか、
振るとレンズがカタカタ動いてしまうけど、実用には支障ない。
組立て易さ、仕上がりに関してはコルキットに一歩及ばない。
小学生に作らせる場合は、対物レンズ周りの工作にアドバイス必要か。
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紙筒などの精度(紙筒間の隙間)などの問題で、組立てに多少は工作経験を必要とするので、最初に経験するキットとしては、勧めにくい。
また天地左右逆像となる天体望遠鏡で、租眼鏡と変わらない7倍という倍率もかなりマニアックな仕様。
しかしもう少し高倍率の望遠鏡との併用、あるいはガイド用に使うにはメインの望遠鏡と見える像が同じなので感覚的に扱い易い。
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で、さっそく見てみる! |
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手作り望遠鏡 5cm(7倍)
うん、双眼鏡だね。 逆さまの。
目視ではけっこうシャープに見えるけど、デジスコしてみると甘さがでる。
写真の写りで暗いところがつぶれているけど、逆光にもある程度耐えている。 撮影時は曇りで太陽位置は背後45度ほど。
しかし同じ50mm7倍のアルティマと比べると、シャープ感は今一歩、コントラストははっきり差が出る。
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アルティマ 7X50
逆光の条件が厳しくデジカメ写真だと差はでないけど、目視のコントラストはアルティマの方が格段にいい。 さすがにアルティマ。 がんばれデジ亀!
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