このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください


度欲おぢさんのエンジニアリングオフィス
その3 現場宿舎での生活


事務所は下の写真に見られるように新しい建物でエアコンもちゃんと入っている。中で何人働いているかは知らないが、在籍している職員は50人近いとおもわれる。この事務所以外にも現場に小さい事務所がある。

宿舎も新築でとてもきれいである。エアコンも電気温水器も入っていて、ごらんのとおり電化製品と家具は一応そろっている。


宿舎の外観

玄関から見たリビングと浴室

リビングの玄関側、会社の費用でADSLを引いてもらった。

キッチンこの付近は薪が少ないのでLPGに頼っている

浴室、ゲジゲジは出るがまだサソリは出ていない

寝室のベッド側

寝室の入り口側

宿舎の設備はまあまあなのだが、「空前絶後、言語道断なのだ」と怒りたくなるほどの女中の仕事ぶりなのである。まずは調理から紹介しよう。


08 年04 月08 日の昼食
左から時計回りに、カリフラワーの味なしスープ、青菜の温野
菜茹で汁はスープに転用、キャベツと高菜の酢の物、豚肉の薄味衣揚げ

08 年04 月08 日の夕食
見て見て。薄いカレー汁にスパゲティーと炒めた南京豆。

08 年04 月09 日の昼食
春巻き、ヌクマムソース、小ナスの酢の物、炒めた南京豆、き
ゅうりの縦切り。この日はさすがにきゅうりの茹で汁ではなく味噌汁だった

08 年04 月09 日の夕食
空心菜の温野菜、淡水魚の甘酢煮。スープは空心菜の茹で
汁である。

08 年04 月10 日の夕食
豚肉の揚げたもの、具なし味噌汁、キャベツの温野菜、空心
菜の炒め物

08 年04 月15 日の昼食
豚肉の揚げたもの、青菜のゆでたもの、きゅうりともやしの酢の物
のものと例の茹で汁。

08 年04 月24 日の昼食
豚肉のから揚げ風、豆腐と鶉卵の煮付け、煮た瓜、味噌汁

08 年04 月25 日の昼食
豚の揚げ物、ニガ瓜の炒め物、トマトスープ、特注の玉子焼き

いくら海外のそれも地方の滞在経験が長いからといって、唯一の楽しみである食事がこの程度では覇気が出ないのである。特にひどかったのは4月7日の夕食で、生野菜にベーコンをカリカリに揚げたものだけだった。

俺は糖尿病でも痛風持ちでも高血圧でもないっちゅうに!
これじゃあ、慢性成人病で入院している患者の病院食以下じゃねーかぁ!

といいたくなり、上記の写真撮影を始めたのである。撮影を始めてから一週間、女中は少し気を使っていたようだが「喉元過ぎれば」で、元の木阿弥。インドネシアではどんな不便なところにある宿舎でもこんなひどい食べ物は出されたことがなかった。ほとんど「餌」状態である。
以前は煮た野菜の汁をそのまま出してきていた。アルカロイドやシュウ酸が煮汁に大量に含まれているから出させないようにしていたが、数週間するとまた元の木阿弥になってしまった。厳しく注意しているがいつまで記憶にとどめておけるか。学習能力を疑うほどなのである。

すばらしいのが掃除と洗濯なのである。


洗濯物はこのようにベッドの上に放置してある。作業用シャツは一応
アイロンを当ててあるようだが、くちゃくちゃの部類に属する。

作業用のシャツをどかしてみると、そこはびっくり、下着は乾したときの
よれよれのまま。
これじゃ旦那がかわいそうだ、と思ったら死別したそうだ。
しかし、いくらなんでもこんなにひどい仕事ぶりはインドネシアでは見たことがない。やはり、ジャワとベトナムの文化の相違なのであろうか。
エンジニアリングのトップへ戻る 進む

2008-05-04 作成

スカム防止のために画像ファイルになっています。お手数ですがメールの宛先は手でご記入ください。


このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください