このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください |
フランスの三ツ星レストランの味は?
清水の舞台から飛び降りたつもりで、フランスの三ツ星レストラン「ミッシェル・ブラス」の唯一の支店でディナーを食べてきました。ミッシェル・ブラスのキッチンの写真つき!! |
MICHEL BRAS Toya Japonの店内 ホテルの11Fにあります。 柱の根本、壁の下の縁は水が流れています。 開店当初、落ちた人がいたとか、、、 | |
これからどんなドラマが このテーブルの上で繰り広げられることやら、、、 ちなみにミッシェル・ブラスのフォークはライヨール地方のもの。ライヨールは刃物で有名な場所だそうです。 ものすごくよく切れるナイフでした! | |
いきなり頭をぶっ叩かれたような一品 半熟卵に左側にある細く切ったパンを付けて食べる。 なんともいえない味が口の中に広がります。 こんな美味しい卵があるなんて、、、 パンの下にはミッシェル・ブラスのお母さんの卵料理にまつわるエピソードが書いてあります。 | |
一品目でふらふらしてるところに、強烈な追い討ちが、、 スプーンの上には野菜とフォアグラなど、いろいろな味のバリエーションが、、 「一口でお食べください」って言われて口の中に放り込むと 「なんなんだーこれは!」 香り、味、舌触り、すべてが微妙なバランス 口の中はうっすら消えていく味のハーモニーがまどろっこしい、、 三つとも全然違う味と食感です | |
クリームスープを飲むように アンチョビとパンの泡立てたスープ オーブラックのトムチーズのクルート、フェセル、ケッパー、ごま塩 このスープ!! しっかりと味があるんだけど、でしゃばらず、すごく調和の取れた味です。ほんの少しの量なんだけど、堪能しました。 クルートのチーズも美味しかった、、、 | |
ブイヨンで仕上げたジャガイモ その上にのせたポワレした黒ガレイの身、セロリと黒胡椒 すいません! 既に呆然としてしまったため、写真を撮るのを忘れていました。 この料理の主役はカレイではなくジャガイモでした! ソースの美味しいこと! 黒胡椒も絶妙です | |
鴨のフォアグラのポアレ ビーツとリンゴのピューレ、その皮と種を使ったジュ、 卵とパンの屑で味をつけ またもやジャガイモに心を奪われておりました、、、 ほとんど残っていない状態で我に返りました、、、 確かに鴨も、フォアグラも美味しかったけど、なんといっても最高はリンゴの種!! 「種を一緒にお食べください」って言われて食べてみたら、なんと!!小さい種がまるでペッパーみたい!! ライヨールのすごい切れ味のナイフで鴨が綺麗に切れてこれまたびっくり! | |
ブレス産鳩の胸肉のロースト 百合根の破片、ターツアイの葉、 内臓のジュ、とピリッとするオニオンバター いよいよメインディッシュです。 外がこんがり、中はジューシーってよく言うけど、次元が全然違う! 当然ながら内臓を使ったソースは相性ぴったり。 オニオンバターのソースも美味しかった、、、 | |
チーズはフランス産と北海道産と8種類位から選べます。 僕が選んだのは山羊の青カビのチーズ、ラギオール、トム。 もうお腹いっぱいで少しにしてもらいました。 | |
左側があまーいリキュール 右がチョコレート(ティラミスみたいなもの) このリキュールは最高!! ベイリーズをスープで割ったような感じ | |
バターの効いたヌガティーヌのミルフィーユ フレッシュチーズのクリームと焦がしバターのクーリー 左側は小菓子 ミルフィーユをパイではなくキャラメル味のプレートで挟んである。切るのに苦労したけど、プレートの濃く、硬い食感と中のクリームの薄く、柔らかい食感がなんともいえません。 左の小菓子のチョコレートは絶品! 中がトロッとしていて、口の中いっぱいに広がります。 | |
野菜用の調理テーブル ミッシェルブラスお得意の野菜料理は大変手間がかかるため、普通より大きな野菜用の調理テーブルです。 | |
グリルは電気コンロと電磁調理器でした。 左側の黒いのが電気コンロ、人の陰になりかかってるのが電磁プレート。 フランスは電磁調理器が多いそうな。 テーブルサイドには包丁が綺麗に整頓されていました | |
オーブン 肉などの中心温度を測りながら焼けるもので、 スチーム機能もあります。 その右側にわかりにくいですが引き出しみたいなのがあって、その中に入れておくと+−1度の範囲で温度を調整してくれるものだそうで、テーブルに出したときが最高の状態になるように調整できるそうです。 | |
カウンター ここから美味しい料理が出されます | |
デザート用のテーブルです。 窓の外は海の夕日が見える最高の場所です! |
ちなみにお料理は18,000円のコースです。
ハーフボトルのワインを頼んで、トータルで27、000円でした。
が、店内は満員!!
地元の方が結構いらっしゃってるようですね。
正直交通費を入れなければ、めちゃくちゃ安いですね。
いい思い出になりました。
このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください |