このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください


2002.11.10日(日)

 本日は沿線の秋模様と五月に失敗し撮れなかった有木の交換風景、それに高滝駅の駅猫を撮ることを考え家を出る。

 出発はいつもと同じ五井九時二十二分発上総中野行き三両である。車内は早めの紅葉見物客やハイカーで席はうまっており嬉しい限りである。この列車は時刻も早くも遅くもなくちょうど良く私も多様しているが数週間後の養老渓谷の紅葉見頃時の列車運行は例年の失敗から何を学んだか大変興味がある話題である。

 さて本日は有木高滝以外考えていないが、せっかくフリー切符を買ったので大久保まで行くことにし十時十八分、上総大久保駅に降り立つ。折り返しを撮るべく駅から数分の発車が撮れるポイントへ移動し用意していると車で同業者が来て少し話し、十一時近くに折り返しを撮影する。撮影してから気付くが本日はリバーサルを入れているにも関わらず露出設定を大幅に間違え落胆する。

 気分を入れ替え次に列車が一時間近くないので月崎駅への山の上の道を歩き俯瞰ポイントを探すことにするが、山の上の道へ車道で行くのが面倒なので獣道を上がって行くことにし、途中、田舎の風景を撮影しに来ていた人と話し、いざ獣道へ途中、何度も蜘蛛の巣にかかりながらなんとか山の尾根を走る車道へ出る。冷静になって考えて見るが今上って来た道は本当に道だったのか迷うが、尾根道を歩き途中、森の中へ入り撮影できる場所を探すがまったくなく時間も危うくなって来たので急ぎ足で歩き、なんとか列車到着前には月崎駅へつく。

 十一時五十二分、下り列車を駅撮りし次の上り列車まで三十分ほどなのでちょうど昼時でもあり駅前のお店でパンを買い御飯タイムと次ぎの撮影地探しにし、十二時二十五分、月崎駅より五井行きに乗る。さきほど考えた結果、高滝里見間で下り列車を撮ることにし十二時三十二分里見駅へ着く。

 この区間はまだ完全に線路沿いを歩いたことはなく歩きたかったのと車内から見て良い感じだったので取りあえず高滝方面へ向かって歩き出す。以前歩いたのは数年前に高滝駅より湖を迂回してだったのでこの区間を歩くと、牛久以南では養老渓谷中野間のみ未完になるがこの区間は国境のトンネルがありまた列車本数も少ないので歩くことは考えていない。そんなことを考えながら歩くこと十数分で撮影地へつき、待つこと数分、十三時過ぎに下り列車を撮影する。

 次は高滝の駅猫の撮影だが今撮影したところより畑に上がって見るとちょうど上り列車が小俯瞰できる場所があり、次の上りはここで撮りたいと思うが次の列車まで一時間ほどあるのでここで待ってても時間があり過ぎるのでしばらく高滝方面へ歩き撮影地を探す。途中県道と別れ線路を潜り路地へ歩いて行くと、列車を横から撮れる場所へ着く。戻るのが面倒なのでここで撮影したいが、先程の小俯瞰の場所で上りを撮ることにし戻り十四時過ぎに上り列車を撮影する。

 次に下り列車は三十分後なのでさきほど見つけた横から撮れる場所へ移動すると細い道なのに車が入ってくるので見て見るとさっき大久保で会った同業者であった。その人と少し話しをし十四時半過ぎに横から列車を撮影する。撮影が終ると同業者は車なので別れ自分は高滝駅へ向かって行く途中、農家のおじいさんと話をする機会があった。小湊鉄道の状況を聞くとやはり一般の人々には列車の運行間隔は最小運行間隔ではなく最大運行間隔、つまり90分間隔ではなく二時間に一本と言う認識になってしまうのであった。

 十四時四十五分高滝駅へ着く。次の列車は十五時半過ぎであり、さっそく猫を撮影する猫は四匹おり一匹一匹撮影しフィルムを使い切り、十五時三十六分上り列車に乗り込む。次は有木の交換撮影であるが、この列車は有木で下り列車と交換するが次の上下列車も交換するので一旦、三又で下り下り列車を撮影することにし十六時六分上総三又駅に着き、数分後有木三又間にて下り列車を撮影する。

 次に有木の交換であるが秋の日はもう落ち始め有木駅へ着くころにはもう当たりは真っ暗になり始めている。本日は先程までは感度100のリバーサルを入れていたが、高滝駅で使い切ったので感度400のネガカラーを入れているが400でさえ難しい状態になっている。何とか三脚変わりを探し固定し十七時前に撮影する。

 列車は上下交換し行ってしまったので次の列車は40分後である。あたりは完全に暗闇になり待ち合い室で本を読み十七時三十七分、上り列車に乗り込み帰る。本日は有木の交換風景は撮れることは撮れたが、やはり昼間に撮りたくまた五月同様再撮影である。

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