ブ ル ー ト レ イ ン

 乗るも撮るも憧れの存在、そんなブルートレインも今や残りわずか。
 とはいえ、「撮る>乗る」という状況が実際…。たまには乗らなきゃ。。。

- 日本海×日本海 - (2006/08)

2006年。この年もまた暑い夏でした。
真夏の東北を駆け回る中、過去最高の暑さを記録したこの日は秋田の海沿いからスタート。
影の中の冴えない日本海1号、妥協したド望遠あけぼのに続く日本海3号は、海を見下ろす丘の上へ。
たまたま行き当てたこの場所だったが、どうやら知る人ぞ知る名所だったらしい。今やすっかり有名ですが。。。

この日は猛烈な暑さながら、恐ろしい程に空気が澄んでいて遠景もばっちり。
鳥海山も、男鹿半島も、気持ち悪い位に遠くからでもくっきりと見えました。
そして701系普通列車の後、遠くから青い一連の群れがゆっくりと接近。
丘の上まで聞こえるジョイント音を聴きながら撮った1枚です。

当時は何とも思わなかったけど、日本海も2往復あったんですねぇ。

(2010/11/11)


- 根府川出雲編 - (2005/07)

東海道ブルトレと言えば…というぐらい、大名所だった根府川。
きっと、撮りに行った方も多いはず。とは言え、自分は結局3回しか行かなかったなぁ。

この日は友人とドライブ旅行へ出かける傍ら、立ち寄って撮影する事に決定。
先客は無し、熟睡する友人を車内に放置してベスト位置に陣取りました。
時折陽は射すものの、全般に薄雲が掛かっていて柔らかな朝陽といったところ。

間もなく通過時刻。すると背後からぜぇぜぇと自転車を漕いで来たお兄ちゃんがご登場…。
盛大に息を切らせながら三脚を立てつつセッティング。無事、通過時刻には間に合った様です。

ここで撮ると、食堂車が良い具合に写るのがいいんです。そういえば非営業ながら最後の純正ブルトレ食堂車でもありましたね。
そして、この夏が出雲にとって最後の夏になったのでした。

(2010/11/27)


- 奥羽北斗星 - (2010/07)

この年の夏はそこそこ羽越・奥羽界隈へ出掛ける事が出来た。
7月の連休でも同じ様に北へ繰り出し、ブルートレイン中心に撮影して回っていました。
最終日に向け徐々に南下しようとするところで…カシオペア、北斗星の日本海沿岸迂回…。
まさか遠征中にこういう事態に遭遇するとは思ってもおらず、とはいえ、通過時刻がイマイチわからず…。

ひとまず秋田へ向かい、温泉で汗を流しながら一人作戦会議。
あけぼのの所要時間を考えると、カシオペアはまず撮影出来ない事からそれは諦め、北斗星に的を絞った。
どうやら大館付近ならば明るそう故、秋田よりまた北上開始。

途中、秋田市街北部の奥羽本線との立体交差で北上する北斗星と遭遇!ターゲットは予想より少し早く来ていました。
言うまでもなく、秋田自動車道を疾走!流石に十分追い越しただろうという感触を掴みつつ、二ツ井に到着。
陽が当たる事も考えて、もう少し東へ。するとこんな時に限って右折するところを間違えてしまい慌てて転回。。。

目標の現場に着くと、先客が1名。どうやら間に合った模様。そして薄雲の奥には山から顔を出した太陽が。
急いで準備して車から降りると、彼方に黄色い機関車が接近!

そして、無事捕獲。。。
先客のお兄ちゃんは、夜な夜なカシオペアも撮影したらしい。。。

最後の最後で、こんな形で北斗星が撮れたのは良かったけど、ここは秋田県最北部。
これから600km超の道のりを、日中に南下するという恐ろしい業務を開始したのでした。。。

しかし、これじゃあ北斗星が奥羽本線を走ってるかどうかって言われなきゃわからないなぁ。

(2011/01/01)


- グリーン・グリーン - (2006/05)

ブルートレインじゃないけどブルーじゃない、トワイライトエクスプレス。
本州内ではどうもついつい忘れてしまう存在。北陸本線で日本海を撮影した後、移動開始してから気付く事が随分ありました。

これは札幌行きの列車で、旅はまだ始まったばかり。
新緑まぶしい初夏の北陸路、桜残る春の東北路、津軽海峡を越えるとまだ冬の装いな北海道と、一晩で季節が巡れますね。
あ、でも東北地方内は夜間だから、季節を感じるにはちょっと厳しいですね。。。

いずれにしても、是非一度は乗ってみたいものです。
札幌行きより大阪行きの方が約1時間多く時間が掛かり、昼過ぎ発着なので列車自体を楽しむには大阪行きが良さそうです。


(2011/04/15)


- 摩耶連峰S字 - (2010/07)

あの列車を、あの場所で撮りたい。しかし簡単に撮れないものが多いもの。この場所もそのひとつ。
日本海が2往復あった頃は楽々撮れたけど、今の日本海がここを通るのは3時台。夏至の頃でもとてもじゃないが狙えない。
ところがたまたま出掛けた日と日本海の遅延とが重なり、あっさり撮れてしまう事となったのでした。

確か原因は関西〜北陸地方での大雨によるもの。しかしはっきりとした遅延時間は不明。
もしかすると遅延回復して通過してしまった後かも…?が、何となくそれは無いだろうと思いつつ待機。

この日は確か曇り予報。しかし太陽方向には雲は少なく、やがて山並みから太陽が登場。
陽射しが出たり、陰ったりの繰り返しの中、やがてあけぼのが定時に登場するも、お決まりの通過時のみ曇る…。
続いての貨物列車はほんのりと薄日が射してくれたものの、機関車1両での寂しい姿だった。

一体日本海はいつ通過するのか、1時間程度は待ってみようと思いながら、その20分後に来てくれた。やはり太陽はOFF。
しかしここで今の日本海を撮るのはかなり難しい為、満足のいくものとなりました。

ここは摩耶連峰の山並みが美しいものの、こうして列車を写すと極一部しか写りません。。。

(2011/07/07)


- 湖西線を行く日本海2号 - (2006/05)

雷鳥と戯れる為に北陸・湖西線へ向かう事が多かったこの年。
新緑の連休の行き先ももちろん、北陸・湖西線。マニアックにR20、R19で一路西へ。
重い雲が垂れ込み、時折小雨まで降りだす中、鳥居峠を越えるとなんと雲ひとつ無い快晴。
気を良くしながら一般道で攻め続け、琵琶湖に到着したのは22時近く。自宅から半日以上の長旅となりました。

この日の日本海2号は客車11両。やっぱり長編成は良い!雲の心配も無く、時刻通りにやってきた列車。
目の前の田んぼには植えられたばかりの早苗が美しく並んでおり、まさに5月新緑。

幸先の良いスタートを切り、日没までどっぷりと撮影を楽しんだ事は言うまでもありません。
割とまだ最近の様な感覚がありますが、もう丸5年以上も前のことなんですね。。。

(2011/12/23)


- 理想の場所 - (2009/02)

直線首振りアウトカーブ、そして森バック。個人的に最も理想な編成写真である。

この条件で、富士・はやぶさを撮りたかったのですが、そんな場所あるのかどうか…。
探してみればあるもので、あったんです。知る人ぞ知る、用宗。

1回目の撮影では、ほとんど曇りで微光に留まった上にピントをやや外してしまいました。
で、そういう時に限ってこの頃は綺麗な姿だった42号機だったりして。

そして2回目ではおよそ1ヶ月ずらし、曇る心配も無い快晴が2レを迎えてくれました。
今回はピントも良好、そして気になる機関車は…側面の凹凸が痛々しい48号機が特別急行なる走りを魅せてくれた。
列車全体で見ると陰る部分が多いものの、機関車前部と客車1両目には光が当たり満足です。
正面は半分ずつの陰陽となり、ロクロクの特徴あるマスクが映えますね。

富士・はやぶさ無き今、今後この場所へ行く事はもうないでしょうね。
自分にとって"2レでの理想の場所"となりそうです。

(2012/01/12)

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