このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください |
[鉄道車内]419系
1980年ごろ北陸本線で、機関車から電車に置き換える際、大量の交流直流両用近郊形電車が必要となりました。
しかし大量に新車を新造するとなると多額な費用が必要となり、国鉄内で議論となっていました。
議論の末実行されたのが新幹線の開通等で余剰となっていた581系・583系の改造でした。そして419系は誕生しました。
しかし419系は元特急型電車のため乗降扉が小さく乗降りに時間がかかりラッシュ時は遅延の原因になっていました。また車齢も40年近く経ち老朽化が
激しくなっていることもあり、2011年春に波乱万丈な人生の幕を閉じました。
419系のこの平べったい「顔」は食パンに似ていることから「食パン電車」と呼ばれています。
なぜこの形状なのかというと、もともと581・583系の中間車であった車両を強引にも先頭車両に改造したためこのような「顔」になりました。
419系の顔は2種類あり、こちらは寝台特急時代のままとなっています。ボックス席の普通列車とはいえこの「顔」の車両が来るとなんだかワクワクしますね。
車内です。座席は以前は寝台/座席の切替えが可能だったものを座席に固定。
ただ、座席そのものは手が加えられていないので座り心地は良いです。419系に乗りながらボーッと日本海を眺めるのはちょっと贅沢?な時間に感じます。
通勤・通学客に不評だった乗降り扉。ここも寝台特急時代の面影を残しています。
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