Takamura planning

このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

Ferrari F189 後期型 (1989年)

Ferrari F189 後期型 左側面Ferrari F189 後期型 右側面

<マシン>

 『F189』というこのマシンは別名『F640』ともいわれ、マクラーレンから移籍したマシンデザイナー、ジョン・バーナードの作品になります。近年、空力が重要視されるようになってきて、マシンのコークボトル(マシン後方のボディの絞込み)が重要視されるようになってきました。中でも『F189』ならぬ『F640』シリーズのマシンは非常に滑らかなコークボトルをしており、故アイルトン・セナが「同じデザインでマシンを作ってくれ」と冗談で言ったといわれるほどです。他にも細いノーズやF-1初のセミ・オートマチックトランスミッション、サスペンションレイアウトなど新しいデザインを取り入れた名車です。
 エンジンはフェラーリ伝統のV12。3.5リッターの咆哮は甲高く、「フェラーリ・サウンド」と言われるほどの音色をサーキットに響かせていました。
 この『F189』は『後期型(LATE VERSION)』と呼ばれ、メキシコGPからエンジンの吸気効率を高めるためにドライバーの頭上にインダクションポッドを装備、エンジンの出力を上げることにより戦闘力をいっそう高めました。これによりN.マンセルがハンガリーGPで、G.ベルガーがポルトガルGPでそれぞれ優勝しました。


Ferrari F189 後期型

<制作>

 キットはタミヤの1/20のF1シリーズをそのまま素組みしています。キットの内容は『前期型』とほぼ一緒になります。『前期型』を作った後に『後期型』を作ると同じキットを2台作っている印象を受けます(爆)。
 そのまま作れば問題ないですが、フェラーリマシンはカウル全体が外れるようになっているのできちんと仮組みをしないと、カウルとカウルの間にスペースが開いてしまい非常にかっこ悪くなります(筆者はそれで失敗しました)。
 また、ボディ一色塗りなのでいかにボディの"フェラーリレッド"を磨き上げるかで見栄えが全然かわってきます。筆者は失敗してモコモコになっていました。キャー、あんまり見ないで〜っ(>_<)


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