Takamura planning

このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

Willams HONDA FW11B (1987年)

Willams HONDA FW11B 左側面Willams HONDA FW11B 右側面

<マシン>

 83年にホンダが第二期F1活動を開始、その時にホンダエンジンを提供したのがF1の名門チーム、「Willams」です。それから4年、ホンダエンジンは最強のエンジンの名を欲しいままにし、この最強エンジンを積んだ『FW11B』はまさに最強マシンとなりました。
 その"最強"のホンダエンジンのスペックは水冷80度V型6気筒DOHC24バルブツインターボで排気量は1494cc、最高出力は950ps以上/12000rpm、『FW11B』の車両重量は540kg・・・まさに化け物です(汗)。
 この『FW11B』は前年圧倒的な戦闘力を示した『FW11』の改良版で外見はほとんど見分けがつきませんが、着座位置の変更でドライバーがより寝そべる格好になり、空力効果を増しています。
 ドライバーはcar No.5がナイジェル・マンセル、car No.6がネルソン・ピケ。2人ともF1の歴史を代表するF1ドライバーです。この2人が初開催となる日本、鈴鹿GPまでチャンピオン争いを繰り広げ、予選の最中にナイジェル・マンセルがタイヤバリアにクラッシュ。背中を強く打ちつけ決勝レースを断念。これによりネルソン・ピケが87年のドライバーズチャンピオンに輝きました。またこの年はナイジェル・マンセルが6勝、ネルソン・ピケが3勝でコンストラクターズタイトルも獲得しています。


Willams HONDA FW11B

<制作>

 キットはタミヤの1/20のF1シリーズをそのまま素組みしています。非常に作りやすいキットでしたね。ただ、問題だったのは"色の塗り分け"です。実は本体を形成する"白""黄""青"は全て塗り分けてやらなくてはならないのです。筆者はマスキングがあまり上手ではないので"白"はモデラーズのスーパーホワイトで塗って、後の色は筆塗りで塗りました。よって近くで見るとムラムラです(爆)。ま、遠くからみれば分からないですけどね。
 また、昔のキットだからなのかエンジンの部品としてプラグコードが付属しています。説明書通りに切って、取り付けるとやっぱり見栄えします。是非付けてくださいね。


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