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MITSUBISHI GALANT VR-4 (1992年)
パッとみて「あ、こんなとこにオイルクーラーがある」と驚きました。前期型だともっと下なんですがわざとこんなとこにしてあるんでしょうか。泥池などに入ったときにラジエータ共々傷めないようにしてあるんでしょうね。また、風がよく当たって効率よく冷えるようにしているのでしょう。いかにも『とってつけた』といった感じですもんね。名機『4G63』エンジンは馬力が出ていただけに熱処理に相当頭を悩ませたようですから。GARANTも広いエンジンスペースのわりにいろいろなものがギッシリ詰まっています。
ちなみに後期型を見極めるにはボンネットのダクトが付いているかどうかが1つの判断材料になります。
ダートを走るときにはこのように独特の装備を付けていました。動物等がコースに出てきても避けるようにと夜間でも十分な光量を得られるように大型のライトがバックミラー前とヘッドライト前に付いています。かなりデカイです(笑)。その大型のライトを取り付ける為と写真のようにラジエータ部分に草をかんで風通しが悪くならないようにラジエータ前に網を取り付ける為にこのような装備を付けます。細かい草はラジエータを塞ぎ、エンジンをオーバーヒートさせやすくしてしまうのです。
また、写真をよく見るとわかりますが大型ライトの前にチューブが出ています。これは泥水を被ったときに洗浄する意味でウォッシャーが出るようになっているのでしょう。いいなぁ、コレ。
そしてもう一つの装備が写真でもわかる『泥避け』です。泥池に勢いよく突っ込んでしまったときに泥水がフロントウィンドウやヘッドライトにかからないようにする為の装備です。これもいいですねぇ。ま、街中を普通に走る分にはいらない装備ですが(笑)
これは知りませんでした。通常『マッドガード(泥避け)』はフロント、リアのそれぞれのタイヤハウス後端に付いているものと思っていましたがこのようにリアバンパーにも取り付けるもんなんですねぇ。なるほどなるほど。リアバンパーにも『マッドガード』を取り付けるということはよっぽど泥水やら埃やら小石やらを後ろに撒き散らすんでしょうね。
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