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LANCIA 037 RALLY (1983年)
さて、ルーフですが・・・ちっちゃい小窓(?)がついています。運転席に空気を入れる為なんでしょうが、それにしても小さすぎます(笑)。現代のと比べても小さいです。こんなんでドライバー&コ・ドライバーは耐えられたんでしょうか?
また、もう一点不思議なのが前文でも申し上げているようにこの「LANCIA 037 RALLY」、ミッドシップなんですよね・・・ということはエンジンがドライバーの後ろにある訳です・・・。え?ではあの馬鹿長いフロントボンネットには何があるのだろう?水冷の装置が入っているにしても・・・ねぇ?
さて、写真はドライバー後ろの部分ですが空気を取り入れる部分があります。なんだろう・・・これ?「LANCIA 037 RALLY」はミッドシップエンジンレイアウトです。ラジエータは前にありますからこれはなんだろう?エアインテークかしら?
「LANCIA 037 RALLY」のシルエットの特徴でもあるリアウイングです。効きそう〜。ルーフからリアウィングにかけてスムーズに流れたラインをしているのできっと効果はあるのでしょう。普通のセダンだったらルーフから流れた空気は乱流となり、車を引っ張る抵抗となってしまうところなんですが。現在では当然のようにありますが、当時はまだ風洞試験場なんてものは無かったはずですから卓上計算と勘(?)で作ったんでしょうね(笑)
先に断っておきますが「LANCIA 037 RALLY」の後ろから写真を撮ることができませんでした・・・。ではこの写真は?そう、勘のいい読者ならわかるかもしれませんね。そう、文字が逆です。ということはマシン後ろの鏡を利用して写真を撮っているのです。だからマフラーの位置などは左右逆になりますので注意してください(苦笑)
で、後ろですがバッサリ下がありません。そしてバッサリされた下に覗くのはデフケースとマフラーです。このマフラー凄いですね。通常レーシングカーはエンジンから出るエキゾーストパイプの直径のままマフラーとなることが多いんですが、それから考えるとエキゾーストパイプはかなり細い・・・?ホンマかいな?
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