このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください |
LANCIA DELTA S4 (1986年)
前文でも書きましたがあまりのモンスターゆえにダウンフォース(空気を使って車を地面に押し付ける力)が必要だったんでしょう。フロントバンパーサイドにカナードが付いていました。これは現代でもフロントにダウンフォースを得る時に使う手法ですね。この「LANCIA DELTA S4」はミッドシップエンジンですから加重はリア寄りになります。そうするとフロントタイヤに加重を得ようとするとこのようなカナードが有効になる訳です。
最近では市販車でもそれっぽいのが付いているのがありますね。効果の程はわかりませんが・・・。
・・・ですかねぇ、これ。後ろにそれっぽいのがなかったのでこれかなぁ・・・と。とすると燃料タンクはどこにあるんでしょう?燃料タンクは入っているガソリンの容量によって重さが変わってきます。そこでヨーイング(上から見て車を左右にふる力)の中心軸になるべく近づけて設置しようとします。でないと燃料タンクの重さによってヨーイングの力が変わってきてしまいますからね。ということはエンジンがミッドシップにあるということは燃料タンクは運転席前あたり・・・かな?あくまで予想です・・・。
ちなみにフロントボンネットの中にはラジエーター、バッテリーしかありませんでした。それであの長さ?他に何かあるかもしれませんね・・・。
前から順番に行きましょう。一番手前にあるのは運転席にエアーを入れる空気取入口です。その後ろにある横長の部分がエンジンのエアーインテーク・・・だと思います(苦笑)。そしてそのさらに後ろにある黒い横長の部品がウイングになります。HPにアップさせていませんがこのリアウイング、ちゃんとウィングの形状をしています。効きそうですね、これ。
このとって付けたようなエアインテークですが左右にあります。当時のLANCIAの車はこのような手法をよくとっていたみたいですね。ここからエンジンのさらに後ろにあるインタークーラー、オイルクーラーにエアーが送られます・・・というか無理やり当てています(笑)
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