Takamura planning

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Mclaren Mercedes MP4/17D (2003年)

Mclaren Mercedes MP4/17D


<2003年 F1第16戦 日本GP in 鈴鹿(2003.10.12)>

 行ってきました。F1日本GP。この年の予選は金曜日の予選1日目の結果の遅い方からが予選2日目の走行順になります(1日目はポイント順)。で、2日目の結果が決勝の予選グリッドになります。
 まだ、最終戦日本GPではシューマッハとライコネンがチャンピオンを争っており、ピリピリした雰囲気が筆者のいるグランドスタンドにまで伝わってきました。それだけに予選は重要で、両者とも2日目のスタート順はシューマッハが18位、ライコネンは16位とかなり後ろのほうでした(後ろの方がレコードラインなどのゴミがなくなりグリップがよい)。
 決勝の大事なグリッドを決める予選が開始しましたがいつ降り出すかわからない天気に筆者は不安を覚えていました。その不安は的中し、走行順15位のアロンソあたりからポツポツと雨が降り出し、シューマッハが走行するころにはかなりの雨が。結果ライコネンが8位、シューマッハは14位でした。ライコネンの8位に筆者は残念がりましたがよくよく考えてみると筆者の目の前のグリッドが8番グリッド。ということは明日の決勝は目の前にライコネンが来る・・・と思うと嬉しくてたまりませんでした。というわけでこの様な写真が撮れたわけです。
 このマシンは2003年開幕の時にはすでに時代遅れのマシンデザインで事実前半はいい結果を残せませんでした。そこで2003年度のマシンとなるはずだったMP4/18の開発を急ピッチで行いましたがこのマシンがトラブル続きでとても実戦投入出来ないとの判断からこの「MP4/17D」の改良を続けてきた結果、最終戦日本GPにはチャンピオンを争えるマシンにまでなりました。これは素直にMclarenスタッフを褒めていいと思います。開幕戦の「MP4/17D」と最終戦の「MP4/17D」。マシンの呼称は一緒ですが外見も中身もまったくの別物になっています。比べてみると楽しいですよ(笑)


Mclaren Mercedes MP4/17D

<ピット内>

 さて、ピット内です。ちょうどマシンがバラバラだったので写真に撮ろうとしたんですが筆者のいるグランドスタンドからだと光学10倍ズームでもよく見えなかったのでさらにデジタルズームを使うとこんな感じで撮れました。うーん、やっぱりデジタルズームはつらいですねぇ。そろそろ変え時かなぁ。
 マシンですが従来タイヤが付く部分にヘンチクリンなホイールがついています。これはマシンのアライメントやFIAのレギュレーションにマシンが沿っているかを確認する時に使います。
 しかし、マシンに乗っているメカニックとその近くにいるメカニックがこっちを見ていますが筆者を見ているんでしょうか?「何かでかい奴がこっちを見ているぜ」「ばーか、あれはでかいんじゃなくてデブっていうんだよ」「ははは・・・」。・・・何か腹が立ってきたな。


Mclaren Mercedes MP4/17D

<決勝グリッド 1>

 さあ、決勝前です。マシンがグリッドについた直後ですね。左上でヘルメットをかぶっているのがライコネンです。そしてその横をウィリアムズのマシンFW25に乗って通過しているのがモントーヤです。こう2台並ぶとマシンの形状の違いが解りますね。で、Mclarenのマシンの隣を通り過ぎるモントーヤをMclarenスタッフが「お前あっち!」と言っているのが判ります。ぶつけられたくないですもんね(笑)


Mclaren Mercedes MP4/17D

<決勝グリッド 2>

 フォーメーションラップ前はこのようにメカニックがよってたかってマシンの最終調整をします。この写真で「へー」と思ったのがあります。判ります?・・・そう、Mclarenのタイヤウォーマーです。これは何かというとF1のタイヤはグリッドについていると表面が冷えてしまい、もっともおいしいグリップを得る温度になるのに時間がかかるのです。だからグリッドについている間、このタイヤウォーマーでスタートギリギリまで温めておいていざスタートのときに一番おいしいグリップが得られるようにしている訳です。
 で、そのタイヤですがホイールのイラストが書いてありますね。ふーんと言ってしまえばそれまでなんですが一見無駄と思えるこんなことまでこだわっているのがなんか嬉しくありません?
 ちなみに左上で白いシャツを着ているのがライコネンです。


Mclaren Mercedes MP4/17D

<ピットストップ>

 レース中のピットストップです。写真をみれば解りますが沢山のクルーがいますね。タイヤ交換1個に付き3人(タイヤを付ける人、タイヤを外す人、ホイールネジを付ける人)でF1はタイヤが4つなのでタイヤ交換だけで12人。それにタイヤ交換しやすいようにマシンを前後でジャッキアップする人が2人。さらに給油するチューブを持っている人が2人、計16人がピットに入ってきたマシンに群がり約6秒ぐちゃぐちゃやったあとマシンがピットから飛び出していく・・・。まさに職人芸でしたね。暇な方は写真で何人いるか数えてみてください。でもMclarenのクルーのヘルメットは「スターウォーズ」の「ダースベーダー」そっくりなんだよね。バイクヘルメット用に販売してくれないかな?


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