Takamura planning

このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

EPSON NSX JGTC(2004年)

EPSON NSX JGTC


<JGTC第1戦 TIサーキット (2004.4.3)>

 nakajima Racingが2004年JGTCを戦うNSXです。2003年マシンと大きな違いはカラーリングが変わりました(笑)。去年まで「Mobil」がメインスポンサーだったんですが今年からは「EPSON」がメインスポンサーになっています。よって1998年から続いていたカラーリングは今年から一新されました。それに伴いゼッケンも今までは「64」だったのが「32」に変更されています。中嶋監督は「チャンピオンを取った時にこの番号の意味が説明できたらいいよね」とか言っていましたが開幕を見る限りチャンピオンは無理そうな気が・・・。ってことは結局番号の意味は判らずじまいですか!そんなこと言わず教えてくださいよ!中嶋監督っ!
 さて本題にまいりましょう。マシンは今年レギュレーション変更にともない大きな変更を受けました。一番大きな変更はNAからTOUBOになったことでしょう。レースを見ていてもコーナー進入のシフトダウン時に起こる「パンパン」とTOUBO独特のやかましい音を立てていました(スープラほどではなかったが)。またTOUBO化に伴いサイドタイヤ前のエアー取り入れ口が大きくなっています。さらにエンジンを縦置きにして(市販車は横置き)ミッションを車体中央に持ってくるなど徹底的な重量配分が図られています。しかし如何せんHONDAがTOUBOエンジンをレースに投入したのは1988年のF1以来ですから今のところは本領発揮といってないようです。しかし筆者は必ず上位に上がってくると信じています。がんばれ!NSX!がんばれ!nakajima Racing!


EPSON NSX JGTC

<予選1回目終了後>

 予選を観戦していましたがEPSON NSXの周回が他車に比べて少なかったのでピットウォークまでの空いた時間にピット裏まで見に行きました。「あった、あった」と思い覗いて見ると何と!NSXがバラバラに!中ではメカニックが午後からある予選2回目に間に合わそうと必死に作業していました。いきなりこんなシーンが撮れるとは思わなかったのでパシャパシャ撮りまくりました。おかげでこの後大変なことに・・・(苦笑)


EPSON NSX JGTC

<壁>

 しばらくジッとメカニックの作業を見ていたらそれに気付いたチーフメカニック?の人が何やら指示を出していました。すると1人のメカニックが奥からタイヤを持ってきてパドック側に並べ始めたではないですか!おかげで10分後には写真の通りまったく中を窺い知ることが出来なくなってしまいました(泣)。挙句にはタイヤ上にリアバンパーまで置いて隙間を毛布で隠す徹底ぶり。何もそこまでしなくても・・・。


EPSON NSX JGTC

<エンジン>

 あそこまで隠されると逆に意地になるのが筆者なのでちょっとした隙間からしばらく覗いていると、マシン修復にいっぱいいっぱいのメカニックがマシンから下ろしたエンジンを無造作に置きました。そこをすかさずパシャっと。写真が小さいので判りにくいかもしれませんがとりあえずタービンは付いていませんでした。この後、すぐにエンジンは隠されてしまいましたが。またしばらく張っていると童夢のメカニックの人が来て中嶋企画のメカニックと話しているのを聞き耳を立てて聞いているとどうもアンダーとオーバーの差が極端らしいです。で「おたくどういったセッティングしてるの?」なんて話してました。いいのか?こんな所でそんな話をしていて(笑)
 というわけでピットウォーク時にもマシンはガレージに入ったまま大衆の面前にはぜんぜん姿を現しませんでした。今回のレース観戦はそれが残念でしたねぇ。次回は期待しています!


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