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MITSUBISHI PAJERO スーパープロダクション仕様車 (2002年)
いかにPAJEROとはいえ、ドライバーは左ハンドルになります。コ・ドライバー(ナビゲータ)が右に座り、前にあるナビ・コンピュータを駆使しながら17日間、ゴールのDAKARを目指して走るわけです。しかしあのコクピットに座りっぱなしで景色は砂ばっかりで少なくても"快適"ではないドライブをする訳ですから尋常ではありませんね。
真ん中にヒューズらしきものがたくさん並んでいます。何でしょうね、コレ。コ・ドライバー(ナビゲータ)のコンピュータは日差し対策として銀のステッカーが貼られています。
必要なものしかない運転席は思った以上に簡素でした。もちろんコンポもありませんでしたョ(笑)
その運転席の左隣にシールが貼ってありました。どうもサスペンションの設定みたいですね。
上から「RACE」と書いてあり「Temperature」の下に左から「Diff_Front」、「????」、「Diff_Rear」と書いてあります。
真ん中には「PRACTICE」と書いてあり「Temperature Damper」の下に左から「Front Right」、「Rear Right」「Rear ????」と書いてあります。
下には「????」と書いてあり「Pressure」の下に左から「????」、「????」、「Diff_Rear」と書いてあります。
うーん、何でしょう?解った方は教えてくださいまし。
昔からパリダカ仕様のPAJEROはマフラーを両サイドから出すというスタイルをとってきました。このPAJEROもそのレイアウトを取っています。マフラー下にあるのはアンダーカウルで主にボディへの底打ちを防ぎます。ガード的な役割ですね。もしかすると空気の整流効果も狙っているのかもしれません(車体の底がガタガタだとそこでフロントから入ってきた空気が乱流してしまい空気抵抗として現れます。すると最高速度が出ないばかりか燃費も悪くなってしまう)。
サスペンションはダブルウィッシュボーンで中央にデフケースがあり、そのデフケースを覆うようにフレームがあり、そのフレームにサスペンションアームが付いています。サスペンションアーム下にはゴム状のカバーが付いています。これはWRCでも使われていた手法です。
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