Takamura planning

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VALDIランサー EVO.Ⅵ & 三菱プーマランサーエボVI TM (2000年)

VALDIランサー EVO.Ⅵ

三菱プーマランサーエボVI TM


<スーパー耐久 第3戦 TIサーキット (2000.6.10-11)>

 岡山県TIサーキットに行ってきました。高速を降りてから、しばらく田舎道を走り続けるとサーキットに着きます。思っている以上にサーキットは小さく行くたんびに「本当に94年にここでF1が行われたんだろうか?」と思ってしまいます。しかし、サービスは良くメインストレートの陸橋を渡るとすぐにピット裏まで行けますし、ピット上の部屋もいくつか開放されています。部屋の窓側はすぐに埋まってしまいますので早めに行くことをお勧めします。
 さて、国内最高のハコレースとして「JGTC」がありますが、より市販車に近いレースとして「スーパー耐久」があります。改造範囲が詳細に決められており、ファインチューニングされた車のレースと言っていいでしょう。つまり、「スーパー耐久」で速い車は市販車も速い・・・というわけですね。たぶん(笑)。そして「スーパー耐久」の中でも排気量でクラス分けされており、ランサーは「C-2」クラスになります。しかし、クラスの違いを感じさせないほど「C-1」クラスを走るスカイラインを喰う勢いを時々見せていましたね。
 で、上の写真がランサー・エボⅥです。小幡 栄/中村 啓のドライビングで今回のレースでは総合8位、下の写真がランサー・エボⅥ TMで三菱のWRC(ワールド・ラリー・チャンピオンシップ)のエース、トミ・マキネンのチャンピオン記念モデルとして限定発売された車で"TM"というのはその"トミ・マキネン"から来ています。中谷 明彦/木下 隆之のドライビングで今回はクラス優勝でした。


VALDIランサー EVO.Ⅵ

<フロントバンパー(EVO.Ⅵ)>

 「スーパー耐久」は市販車に近い形で行われますが、このランサーも市販車と外見で違うといえばこのフロントバンパーですね。市販車はフォグランプが付くようになっていますがレースカーではいらないんでしょね。
 筆者としては市販車のバンパーはヤンキー車みたいで好きにはなれないんですが、このバンパーはいいですね。こっちの方が好きです。

三菱プーマランサーエボVI TM

<フロントバンパー(EVO.VI TM)>

 こちらの「EVO.VI TM」は市販車のバンパーをそのまま使っていましたね。「EVO.Ⅵ」との違いは外観でいうとフロントバンパーくらいですね。でも「EVO.Ⅵ TM」だと向かって右側には穴が空いていないのに「EVO.Ⅵ」では左右に穴が空いていますね。うーん。何故だろう?


VALDIランサー EVO.Ⅵ

<サイド>

 サイドから見ると市販車と一緒なのがわかりますね。違うのはバックミラーぐらいでしょうか?ちなみにリアサイドのウィンドウにある「C-2」というのがその車のクラスを示しています。主な各クラスの参加車は「C-1」はスカイライン、「C-2」はランサー、「C-3」はRX-7、「C-4」はシビック、「N+」はアルテッツァですね。


VALDIランサー EVO.Ⅵ

<給油口>

 いくら市販車に近いとはいえレースカーだと思わせるのがこの給油口です。ここに給油のパイプを"ガスッ"と差し込むわけです。すると給油が出来るわけですがこの写真を見てフッと思ったんですが、何故給油口が2つあるのだろう?F1は1つですもんねェ。うーん。誰か教えて!


VALDIランサー EVO.Ⅵ

<コクピット>

 運転席です。この写真を見ても市販車の色合いが濃くでていますね。ダッシュボードなんてそのまんまだし。エアコンの噴出し口もありますし(苦笑)。このエアコンは使えるのでしょうか?
 ハンドルのボス付近には別にメーターが付いています。タコメーターかなぁ?でもエンジンは無改造なので市販車と同じタコメーターで十分だと思うんですが。もしタコメーターで本来のエンジンの能力を封印しているとしたら・・・ん?何かのマンガで同じようなことをしていたなぁ・・・(笑)。


VALDIランサー EVO.Ⅵ

<内装>

 内装もところどころ市販車の面影を残しています。ロールバー6点式で意外にも細いですよね。ラリーカーは太くてゴツイです。赤いのは消火器ですね。
 しかし、軽量化の為に内装を外している訳ですが、なんでドア内装はそのまんまなんでしょうね。窓ノブが付いているから?うーん、誰か教えて!


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