Takamura planning

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第44回島津全日本室内テニス選手権大会(2008.3.9)

松岡修造テニスクリニック

 3月に京都で【第44回島津全日本室内テニス選手権大会】が開催されるとうので、友人達とプロの試合を観に行こう!という事になりました。
 いろいろ調べて見ると最終日、試合前に『松岡修造テニスクリニック』が行われるというのでせっかくだから応募してみようと思い、応募したところ抽選で通ってしまいました!松岡修造プロと神尾米プロと福井烈プロと打ち合えるのを楽しみに意気揚々と試合会場に行きました。


福井 烈プロ

<福井 烈プロ>

 日本のテニスプレーヤーの先駆者とも言える福井 烈プロです。全日本選手権シングルス優勝7回の史上最多記録は未だに破られていません。身長168cmと小柄ながら、正確なストロークとすばやいフットワークで国内無敵でした。筆者としても是非相手をしてほしかった一人です。そのユーモア溢れる福井 烈プロが最初の相手になりました。

 筆者がストローク側で福井 烈プロがボレーといった形でしたが、最初だけあってまだ体が動いておらず、また順番待ちの人が筆者の後ろからジッと見ているのが気になって全然打てませんでしたね(汗)。しかし、福井 烈プロの「僕を抜けるものなら抜いてみろ!!」の掛け声に筆者もだんだん闘志が湧き、最後はビシバシ打ちまくりました。結局抜けませんでしたけど(T_T)。やっぱりプロは凄かった・・・。


神尾 米プロ

<神尾 米プロ>

 さて、実は筆者が松岡修造プロよりも対戦したかったのは、この神尾米プロでした。神尾米プロの試合を見た事ないのでテニススタイルは分からないのですが、『名前が覚えやすかった事』、『BRIDGESTONEの契約プロだという事(筆者は大のBRIDGESTONE党)』、『笑った時の顔がクシャクシャになる事(こういう笑顔好きですね)』の3点で好きになったんだと思います。実は凄い選手で世界ランキングは24位!(1995年)にまで上り詰めた選手なのです。


神尾 米プロ

<神尾 米プロと対戦!>

 さて、今度は福井 烈プロの時とは逆に神尾 米プロがストローク側、筆者がボレー側で楽しみな対戦が始まりました。

 ・・・でいざ始まってみるとずっと怒られっぱなし(笑)。「ラケット下げるな!」「はやく構える!!」と言われ放題でしたね。体育会系部活のノリ。ま、Mな筆者には心地よいんですが(爆)。でもさすがは神尾米プロ。1回もミスしませんでした。写真を見てもらえば分かりますが、ベースライン上に立ってそこから下がる事なくすべて前で打ち返してくるのでボールの返ってくるリズムが凄く早く感じました。残念ながら完敗です(T_T)。


松岡 修造プロ

<松岡 修造プロ>

 いよいよ登場、松岡 修造プロです。筆者が尊敬する人の一人です。そしてやっぱりテレビで見るのと同じように【熱い男】でした。会場は体育館だったんですが、松岡修造プロの声が一番響いていましたね。そして3面ある体育館内を走り回る、走り回る。そして熱血な指導をしていました。見た時はちょうどジュニアのテニスクリニックでしたが容赦なかったですね(笑)。
かの日韓ワールドカップのMVPを取ったドイツのGK、オリバーカーンが母国で子供相手のサッカーゲームの時に容赦なくサッカーボールを取っては怒鳴りつけていたそうです。「何故子供に優しくできないのか?」との質問に「普段は優しくできる。しかしサッカーで勝負を挑んでくる以上は手は抜かない」といったのが印象的でしたが、松岡修造プロもそういった感じなのかもしれません。

さらに身長が188cmあるだけに大きく見えました。さすがはATPツアー・シングルスランキング最高位:46位!(1992年)までいっただけはあります。でもTシャツの後ろに大きく【修造】と書いてあるのはどうかと・・・(-_-;)


松岡 修造プロ

<松岡 修造プロと対戦!>

 いよいよ松岡修造プロと対戦です。今度はお互いにストロークでの打ち合いという事で、この時にはすでに体は温まっており(というかすでに疲れていたとの話も!?)、変な力が抜けていたせいか気持ちよくストロークが打ち合えましたね。時間にしては30秒程度だったと思いますが、途中いい気になってネットダッシュなんかしてみたりして、凄く楽しいひと時でした。これは買いかぶりだと思いますが、ストローク途中でボールを取りに行く暇を与えませんでしたョ。エッヘン(*^_^*)

 後日、あるテニスサークルに行った時にたまたま見に来ていた友人がいて、「楽しそうに、でも容赦なく打っていたなぁ」と言われました。ちなみに左側が筆者、右側中央にいるのが松岡修造プロになります。


審判席

<審判席>

 さて、いよいよ試合開始です。実は筆者も公式試合を見るのは久しぶり(というか代々木体育館で行われていた東レ・パン・パシフィック・テニス以来?あの時小学生だったなぁ・・・)でした。
 そこで発見してしまったのですが、写真を見ると、コート手前がサービス側、コート奥がレシーバー側になっているのが分かると思います。そして、その左側に4つの席があるのが分かると思いますが、ここに女性が3人座っています。
 何で4つの席があるのに3人しか座っていないんだろ?と思っていたんですが、読者の皆様はわかりましたか?・・・そう、両端はバックラインを監視していて、奥側中央の人はサービスラインを確認している訳です。つまり、サービスが入れ替わった場合は逆に手前中央側に人が座りサービスラインを監視する訳です。うーん、なるほど、なるほど。


久松 志保プロ

<久松 志保プロ>

 試合は久松志保プロと早稲田大学庭球部の青山修子選手との女子シングルスから始まりました。ゲームは最初、久松志保プロがミスを連発してしまい、4-6と青山修子選手のリードを許しますが、その後はさすがプロ、"今日ミスが多いショット"は打たずに他のショットでカバーしていき、結果6-4、6-2と見事な逆転で優勝しました。調子が悪いなりに戦い方を知っているといったいい試合でした。

 で、優勝席に上った時ですが、\1,200,000.-という金額にも驚きましたが、さらに驚いたのはトロフィーの数。写真を見てもらえると分かるように持てなさそうな大きなトロフィーが3つもあります。あれ、もらうんだろうか・・・・。


添田 豪プロ

<添田 豪プロ>

 女子の後は男子シングルスで、日本ナンバー1プレーヤーの添田 豪プロとドイツのBACHINGER選手の対戦でした。やはり外人選手、サービスや1つのショットを取ってみても添田豪プロをスピード・パワーとも上回っているように思いました。特にサービスは添田豪プロがノータッチエースを何度も取られているのに対し、添田豪プロはダブルフォルトこそないものの、サービスエースが取れないのです。それでも粘りに粘って1セット目を7-6で取ったものの、2セット目は2-6と圧倒的リードを許し、これは負けるかなぁ・・・と思っていたんですが、3セット目は途中、"ここは落とせない"というブレイクポイントがあって、そのたった1ポイントを取れた為にサービスゲームをブレイクして結果6-4で優勝する事ができました。1ポイントの重みを知ったいいゲームでした。


サイン

<サイン>

 さて軽い自慢ですが、サイン会があって憧れの神尾米プロのサインをテニスバックに書いてもらいました!"Lovely life"というのが可愛いですね。

 しかし、この後に不幸が。『たまにはテニスバックを洗うかぁ』と洗ったら、あれ?あれれ?サ、サ、サインが・・・無いっ!いやいや、無いというより消えている!あぁぁぁぁぁぁ・・・シクシク(T_T)。(号泣)でした。
 ま、サイン色紙にもサインしてもらっているからいいけど(爆)。



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