このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

西武No3号機

2005.5豊島区東京交通短大
1891(明治24)年イギリスのダブス社で製造された車輪配置が1B1型のタンク蒸気機関車です。大阪鉄道が輸入し、1900(明治33)年大阪鉄道が関西鉄道に吸収されたため関西鉄道に移り「駿月」の形式名で活躍しました。1907(明治40)年関西鉄道が国有化され、形式220(No220)と改称。活躍の場が神戸付近に移りました。1917(大正6)年に廃車。その後、多摩湖鉄道(のちに西武鉄道に併合)に譲渡され、A1の番号をつけ使用されましたが、晩年は埼玉県にあった日本ニッケル鉄道でも走り、1965年(昭和40)年に廃車という経歴を持っています。1967年(昭和42)年に西武鉄道から寄贈され、ここが安住の地となりました。機関車重量25.14t、動輪直径が1,219㎜の小さな車体ですが、日本の鉄道の歴史を物語る、大変貴重な蒸気機関車です。

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