このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

D51 187号機

2006.5東日本旅客鉄道(株)大宮総合車両センター
D51形蒸気機関車は、1936年(昭和11)に誕生した優秀な大形機関車で、1945年(昭和20)までに民間工場をはじめ国鉄の8工場でも製造され、合計1,115両製造された。大宮工場においては1938年(昭和13)4月から1942年(昭和17)3月までに、当時の社会的な要請に対応して31両製造したが、このD51187号機は、そのうちの第1両目の由緒ある機関車で、1938年(昭和13)4月12に着工し、同年9月8日に完成した。当時の工場職員が寝食を忘れ、心血を注いで製造に当り、その構成部品の全てを工場独自の力で製作したもので、歴史的にも技術の大宮工場の真価を現したものであり、記念物として先輩の偉業を讃えるとともに、当時の職員の21世紀の国鉄へ向っての自覚を具現する象徴として、この地に長く保存することになり、1971年(昭和46)10月14日準鉄道記念物に指定された。
D51 498号機
2006.5東日本旅客鉄道(株)大宮総合車両センター定期解体修繕作業

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