このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

D51 296号機

2005.10府中市府中交通公園
D51型機関車は「デゴイチ」の愛称で親しまれ昭和11年から昭和20年までに1,115輌も製造された日本の代表的な蒸気機関車であります。このD51-296は国鉄の発注により昭和14年10月川崎車輌株式会社が製造し、新潟、長野、東京、仙台、秋田核鉄道管理局に配属され、青森県内の奥羽本線を最後に引退するまで貨客輸送に活躍し、関東、東北地方の産業、経済、文化の発展に多大の貢献をしました。この間30余年約242万キロメートル(地球を60周)を走行しましたが昭和45年から青森機関区に所属し、国鉄の動力近代化にともなって昭和47年3月引退したものです。府中市では引退後のこの機関車が市民健康センターで静かな余生を市民に愛されながら送りつつ子供たちの科学への夢を育てるようまた教材として生かすため国鉄から貸与を受けここに展示したものであります。

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