このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

D51 385号機

2005.6鎌ヶ谷市市制記念公園
明治5年10月14日文明開化のさきがけとして新橋〜横浜間に鉄道が開通して蒸気機関車による列車が初めて運転されました。ここに展示されたD51形式機関車は、昭和11年に新造され、その後昭和14年11月385番目に製作されたのでD51385号と名付けられたものです。この機関車は動輪(大きな牽引力を持つ動輪)が4軸ありテンダー(石炭と水を搭載した炭水車)を付随した機関車です。貨物列車用として設計され強力な牽引力をもっており山岳地方の勾配線では旅客列車用としても使用されました。旅客及び貨物輸送に大きな貢献を果し輸送機関の花形として「デゴイチ」の愛称で親しまれておりました。製造されてから引退まで東海道線、山陽線、常磐線等で活躍し約137万キロメートルを走行(地球を約34周)しました。而し今では、時代の変遷と要請により電気機関車や電車と交換して引退となり、たまたま当時の千葉鉄道管理局(現在JR千葉運行部)並びに市内金融機関等の御好意と協力により更に市制記念公園竣工の記念と共にかつては陸上輸送機関の王者として不滅の功績をたたえ、その栄光に無限のなごりを惜しみ後世に伝え、この地に展示保存するものであります。

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