このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

No1号機

2005.7千代田区交通博物館

1292号機(善光号)

2006.5千代田区交通博物館
1881年(明治14)に上野〜高崎間の鉄道建設をはじめたときから大正初年まで活躍した、日本鉄道会社第1号の機関車です。1881年イギリス:マニング・ウォードル社製この機関車は、イギリスから輸入した同形3両の機関車の1両で、1881年官鉄から日本最初の私鉄「日本鉄道」に移管され、高崎線・東北線建設のために使用されました。シリンダーが台枠の内側にあり、水タンクをボイラーの上にのせた日本では珍しい型の機関車です。善行号という名前は、はじめて機関車が陸揚げされた土地の寺院(埼玉県川口市善光寺)にちなんで付けられたものです。

9856号機

2005.7千代田区交通博物館

C57 135号機

2005.7千代田区交通博物館
C57蒸気機関車は1937年(昭12)から201両製造された亜幹線旅客用蒸気機関車です。C57形はC55形を改良して誕生した機関車で、ボックスセンター動輪の採用、使用圧力の増圧(16㎏/c㎡)など近代化されていることが特徴です。東海道・山陽本線をはじめ四国を除く全国各地の主要線区で活躍したC57形は近代蒸気機関車傑作機の1つで「シゴナナ」の愛称で親しまれました。このC57135号機は1975年(昭和50)12月北海道で「さようならSL」列車を引いた最後の旅客用蒸気機関車です。

D51 426号機

2005.7千代田区交通博物館
2006.5千代田区交通博物館

弁慶号

2006.5千代田区交通博物館
2006.5千代田区交通博物館
1880年(明治13)、幌内鉄道手宮〜札幌間に北海道ではじめての鉄道が開業したとき使用されたアメリカ型機関車です。1880年アメリカ:H・K・ポーター社製1880年、幌内炭山の石炭を輸送するのが目的で、まず手宮〜札幌の35㎞が完成しました。このとき使用されたのが弁慶と義経の2両のテンダー機関車です。ダイヤモンドスタックと呼ばれる上部が開いた煙突や、煙突の後ろにつるされたベル、前面にある牛払いのカウキャッチャーなど典型的なアメリカ型機関車です。1882年、鉄道は目的地幌内まで延長され、これまでの船による輸送と比べ、年間を通しての輸送が可能となり、輸送力は大きく増加しました。

トップ アイコン前ページへもどる

このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください