このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

パッセンジャーズ PASSENGERS

1987(昭和62)年6月21日に、シングル「SWAN SONG」でデビュー。その後1988(昭和63)年7月に初のアルバム「GYPSY BLUE」をリリースした。1991(平成3)年の解散までシングル4枚、アルバム4枚をリリースする。根強いファンもいたのだが、バンドブームのなみに乗れず、1991(平成3)年4月に解散。なお、1990(平成2)年にドラムスがメンバーチェンジしている。

 

 管理人のPASSENGERSとの出会いは、高校2年の冬休み。12/31〜1/1に、NHK衛星放送で「ロックンロールバンドスタンド」を見ていた。あれは同じNHKの放映とはいえ、当時のロッカーからは「紅白の裏番組」と言われていたが、ロックに目覚めた管理人は、SHOW-YAの他にHOUND-DOG、ユニコーンなども聞いており、それが目当てで徹夜して見ていた。この番組で他にも「Red-Warrious」や「THE-MODS」などを覚えた。管理人は高校で一気にロック音楽に目覚めた人間なのです。

そしてどこかの会場で「豪いきれいなお姉ちゃんじゃのぉ」と一瞬思ったバンドがいた。

 他のパート(ギター、ベース、ドラムス)は男性。しかしその「きれいなお姉ちゃん」はパッとみからは想像できないような低い声で歌いだした。

 そのバンドが「PASSENGERS」であった。

 レンタルショップにCDはなく、買いに行ったりもした。1stアルバムを見つけたときは嬉しかったな。

 

  メンバー

 メンバーの名前

パート

誕生日

  出身都道府県

   血液型

大野 美樹

Vocal

1966.10.23

東京都

A型

森永 淳哉

Guiter

1960.09.05

熊本県

O型 

松原 剛

Bass

1967.07.10

東京都

O型 

水梨 隆

Drums

1967.12.24

東京都

O型 

ハメール・ラモーン

Drums

 

 

 

ハメール・ラモーンのデータについては不明。解散直前のメンバーチェンジとなってしまいましたし。

 

〜PASSENGERS DISCOGRAPHY〜

Single

曲目

カップリング曲

発売年月日

SWAN SONGCat Scratch Fever1987.06.21
Hurry Up!Bonnie1988.11.21
午前1時のベルが鳴るないしょばなし1989.03.21

気が遠くなるまで抱きしめて

空は泣き出した1989.08.21

 

Album

TITLE

発売年月日

収録曲

GYPSY  BLUE

1988.07.21

01.Down 

02.Gypsy 

03,Swan Song  

04,Lover Boy 

05,Marry 

06,Ragtime Night 

07,Off Stage 

08,Baby Last Night  

09,With You 

10,Cat Scratch Fever  

11,P.S

PASSENGERS

1989.04.21

01,淋しくてたまらない 

02,Hurry Up! 

03,ROUTE 69  

04,一年に一度だけのカーニバル 

05,引っ越したいの   

06,FEEL FORLORN

07,午前一時のベルが鳴る 

08,ないしょばなし 

09,玲子へ  

10,NO! NO! GIRL  

12.さくら

13.背中を丸めたお父さんのためのクリスマスソング

90's

1990.01.21

1,Somebody To Love 

2,Go Your Own Way  

3,I Feel Free 

4,Sister Golden Hair 

5,Can't Get Enough

EXIT

1990.06.21

01,素顔になりたい 

02,ボーダーライン  

03,precious 

04,Don't Stop Bus

05.NO EXIT

06,いまさらHappy Birthday 

07,CRAZY DRIVER  

08,日曜の夕方には 

09,イニシャル"K"

10,1990's

 

 「90's」は洋楽カバー(但し日本語訳)

 管理人が見たアルバム評

1st.「GYPSY  BLUE」

 

このCDを買ったとき、帯には「フォークロックの旗手」と書いてあった。確かに聞いてみればフォーク風のサウンドである。しかしその中に「女性らしさ」の歌詞が入っていた。女性らしさ、と言ってもややお水系(風○ではなく、ネ)な部分もあったけど(特に「Off Stage」では)、管理人の個人的には一番のお気に入りである。

 

 

2nd.「PASSENGERS」

 

当時、バンド名をそのままアルバムタイトルにするのはよく使われていた。で、パッセンの場合も2ndアルバムでその手法が使われた。このアルバム、かなり下ネタが濃い曲が幾つか入っており、NHKでの放映予定が急遽他の曲に変更されたこともあったほどである。しかし女性ヴォーカルでこれだけ、ストレートに表現できたのは珍しかったと思う。

ジャケットのイメージカラーは、1stがコバルトブルーだったのが、2ndでは赤になっている。

ちなみにCDショップの新譜情報のチラシには「このアルバムは18歳未満の方でも購入できますのでご安心を」と書いてあったような気が・・・

 

 

3rd.「90's」

これは洋楽カバー集で、クリーム、バッドカンパニーなどの名曲を和訳してレコーディングしたミニアルバムである。出た時はちょっと期待はずれの面があったが、聞いているうちに違和感なく感じられた。上手く和訳したものである。

 

 

4th.「EXIT」

このアルバムは、4つのアルバムの中で比べてみると「?」の印象があった。最もいいと思った曲も多く、「イニシャルK」や「CRAZY DRIVER」は美樹さんらしさが出ていたようである。しかし最後の「90's」は自然破壊などを訴える曲であり、確かに当時から問題視はされていたのだが、出すのが早すぎた感じも否めなたった。

 

HOMEへ戻る

このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください